カープな毎日

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4番の仕事

2007年05月04日 23時20分16秒 | 試合結果
広島 102 004 400 11
阪神 000 005 000 5
勝:フェルナンデス2勝1敗
本:栗原7号、新井11号

 先発全員安打の16安打、11得点でスコアだけ見れば快勝ですが、途中経過はハラハラ、ドキドキの展開でした。
 6回表が終了した時点で、7-0で余裕の勝利かと思われた直後、先発フェルナンデスが阪神打線に捕まり、救援した広池も代打狩野に本塁打を打たれ、5失点のビッグイニングとなり、昨年までの嫌な雰囲気が漂いはじめました。しかし、直後の7回に4番新井がその流れを引き戻す11号ソロを放ちました。これで、打線が活気付き、2死満塁から梵の走者一掃の3塁打。この回4得点で阪神の息の根を止めました。
 新井の本塁打は大きかったですね。フェルを打ちあぐねていた阪神打線が、ようやくフェルを捕らえて2点差に追い上げ、活気付いていただけに、突き放されたことで、大きなショックを受けたことでしょう。これぞ4番の働きです。
 今年の新井は相手チームに与える威圧感が格段に大きくなっていますね。一昨日のヤクルト渡会のサヨナラエラーも、栗原が内野安打で出塁すれば、新井に回るという意識があったかもしれませんね。

 先発フェルナンデスは5回まで被安打2の好投。ナックルボーラー故の四球、パスボールはあるものの阪神打線に内野ゴロの山を築かせました。100球近くなった6回に捕まり4失点(自責点は3)しましたが、5回2/3を5安打、自責点3は、十分に先発の役割を果たしました。
 初登板の時は、ダメだと思いましたが、その後4試合は見事にナックルが決まっていますね。課題だった盗塁対策も、今日はウエストして2塁で刺しました。また、牽制で刺すこともできるなど、それほど問題ないようです。さすがに、ナックルだけで生き残ってきただけのことはあります。
 長谷川が広池と入れ替わりで2軍に降格したため、ダグラスが復帰するまでの間は第4の先発投手として期待できそうです。ただ、ベースカバーで足を痛めたようなので、その点は心配ですね。軽症であることを願いたいです。
 
 森笠の調子が上がってきましたね。昨日は2打数1安打2四球、今日は5打数4安打と当たってきました。森笠が復調してきたことは心強いです。嶋さん、そろそろ調子を上げないと出番が無くなってしまいますよ。

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