カープな毎日

カープファンのひとりごと。

4番がエースを救う

2007年05月13日 22時37分24秒 | 試合結果
広島 103 100 122 10
横浜 000 140 010 6
勝:林1勝
本:新井14号、梵2号

 エース黒田が右ひじの違和感からの復帰登板を果たしましたが、先発炎上病が移ってしまったのか、4回2/3を投げて被安打9、5失点(自責点4)という信じられない結果となってしまいました。
 しかし、この不調を4番新井が3試合連続弾を含む2安打2打点で救いました。これに刺激を受けて1番梵が3安打2打点、3番栗原、5番前田、6番森笠の3人が各々2安打1打点と打線がつながりました。上位が出塁し、主軸が打って打線がつながると、自然と大量得点になりますね。
 特に新井が7回に放った勝ち越し本塁打は大きかったですね。エースが5点差を追いつかれ、昨日までの嫌な空気が流れ始めたところで、試合の流れを呼び戻す大きな1発でした。これぞ4番の仕事!と言ったところです。新井は頼もしい選手になりました。今では新井の打席を見ていると、大きな仕事をしてくれそうな雰囲気があります。

 復帰登板の黒田は少し心配です。球速は150㎞を超えるなど、右ひじへの不安は感じられませんでしたが、5回の投球内容は黒田らしくありませんでした。投手の高宮にタイムリーを打たれ、四球でピンチを広げるなど、今までの黒田では考えられません。約2週間ぶりの登板で、試合感が鈍っていたのかもしれません。次回登板では、黒田らしい気迫のピッチングをみせてください。

 また、黒田の後を継いだ、林、梅津、永川は良く投げました。特に林は良かったです。試合の流れが横浜に傾きかけたところを食い止めて、新井の勝ち越し本塁打を呼び込みました。林の投球があってこそ、今日の勝利があると言っても良いと思います。
 今日は今季初めて、中継ぎ陣、打撃陣が先発投手を救う形での勝利です。こう言う勝ち方も良いですが、やはり先発が抑えて勝たないと、スッキリとしません。
来週は先発陣の奮起を期待しています。
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