大島ツキもなし

広島 004 000 000 4
横浜 010 510 10* 8
敗：大島1敗
本：新井12号

　3回に新井の満塁本塁打で一気に逆転するも、4回に大島が捕まり大量失点。その後は、投打とも精細なく、2カード続けて初戦を落としました。

　先発大島は、球が荒れ気味ではありましたが、低目を意識した投球で、3回までは合格点の投球でした。しかし、4回に突如打たれ始めてしまい5失点。結局、3回1/3で被安打9、失点6と散々な結果に。しかし、与四球が0個という点では評価できます。正直なところ、大島なら5回3失点くらいで投げてくれれば、良いと思っていたので、3回終了時点では、期待していたのですが・・・。
　なぜか4回は投球が単調になっていたように感じます。変化球が減り、ストレートばかり投げていたと思うのです。大島は球速がある方ではないので、1軍相手にストレートだけの投球では通用しないと思います。もう少し、変化球を磨いて、投球の幅を広げてほしいですね。
　ただ、4回は不運な当たりがあったことも事実です。吉村の当たりは完全に詰まっており、それが災いしてのポテンヒット、 1死後の相川も完全に打ち取った小フライを松本が捕球できず（記録は安打）傷口を広げてしまいました。特に相川が痛かったです。これで気落ちしたこともあって、代打種田に逆転3ランを打たれてしまったのでしょう。
　3回までの投球を見た限りでは、次回、もう一度チャンスを与えても良いと思います。

　攻撃は逆転されてから、横浜中継ぎ陣の前に凡打の山。とても淡白な攻めに見えてしまいました。点差とイニングを考えれば、まだ逆転の可能性はあるのですから、もう少し工夫をしてほしいですね。
　今日は休養のため前田がスタメンを外れました。先発が大島であることを考えれば、ある程度打線でカバーする必要があると思うのですが、杓子定規に休養でスタメンを外す必要があるのでしょうか？明日を休養にしても良いと思うのですが。
ブラウン監督にも考えがあるのでしょう。ただ、若い実績の無い投手を勝たせて、自身を付けさせるためにも、攻撃はベストメンバーで望んでほしいです。