カープな毎日

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今季初の5連勝

2010年09月21日 23時33分11秒 | 試合結果
ヤクルト 200 000 000 2
広 島 000 101 03X 5
勝:上野1勝2敗2S
敗:松岡2勝4敗3S
セ:横山3勝2敗10S
本:[広島]栗原13号、14号

 先発の今井は初回に2死から4連打を浴びて2点を先制されましたが、2回以降は毎回のように走者を背負いながらも、粘りの投球を見せました。4回と5回の1死1塁のピンチでは共に併殺打に打ち取るなどヤクルトに追加点を与えず、7回を2失点の好投でした。
 好調な打線は苦手の由規に対して3回まで無得点に抑えられていましたが、4回に栗原がソロ本塁打を放って1点を返すと、6回には栗原の2塁打を足がかりに2死1,2塁とすると石井が適時打を放ち同点に追い付きました。
 8回から登板した大島が連打を浴びて無死1,3塁の大ピンチを招いてしまい、マウンドを上野に譲りました。上野はこのピンチでも落ち着いており、飯原を補邪飛、相川を遊ゴロ、川端を一ゴロに打ち取り無失点で切り抜けて流れをカープに引き寄せました。
 上野の好投に応えるように、栗原がこの試合2本目となる本塁打を放ち勝ち越しに成功すると、嶋の安打などで作った1死2塁のチャンスで石井が適時2塁打を、途中出場の丸がプロ初打点となる犠飛を放ってこの回3点を挙げました。
 9回は横山が走者を出したものの無失点に抑えて、今季初の5連勝を挙げました。


 栗原が昨日に続く1試合2本塁打を放つなど、エンジンがかかってきました。今日の2本塁打を含む3安打は全て大きな意味を持つものでした。
 苦手の由規に対して3回まで得点できる雰囲気ではありませんでしたが、4回の栗原の一発で雰囲気が一変し、6回には左中間への2塁打を放ち、同点機を作りました。そして大ピンチを脱した直後の8回には勝ち越しの本塁打で一気に流れをカープに引き寄せました。これぞ4番の活躍といったところでしょうか。
 今季は死球による骨折で長期離脱して、その影響で復帰後も本調子ではありませんでしたが、ここに来て本来の打撃になってきました。この調子のまま今季を締めくくり、来季に繋げてほしいですね。
 
 上野が最大のピンチで好救援を見せました。大島が無死1,3塁とされて勝ち越されるのを覚悟しましたが、無失点に抑えるという最高の結果を出しました。
 特段速球が早い訳ではなく、制球が良かったとも思えませんでしたが、強い気持ちを持って球を投げ込んでいたと思います。多少甘くても、思い切り腕を振って投げ込めば打たれないということですね。
 逃げの投球で四球を連発する他の投手にも見習ってほしいですね。
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