カープな毎日

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まえけん好投も15勝目ならず

2010年09月23日 23時54分19秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 200 3
広 島 000 000 000 0
勝:館山11勝6敗
敗:前田健14勝7敗
本:[ヤクルト]ホワイトセル15号

 先発の前田健は立ち上がりから球のキレ、制球とも良くヤクルト打線を3回まで1安打に抑えていましたが、4回2死からホワイトセルに本塁打を打たれて先制を許してしまいました。それでも気持ちを切らさずヤクルト打線を抑えていましたが、7回に先頭のホワイトセルに四球を与えて出塁させると、2死1,2塁とされて、鬼崎に適時打を打たれてしまい追加点を奪われてしまいました。更に投手の館山の内野安打を梵が2塁に悪送球して、無駄な追加点を与えてしまいました。
 好調な打線は初回に梵の安打などで1死2塁とするも天谷と栗原が凡退、3回の1死1,3塁は木村と天谷が凡退して得点を挙げられませんでした。その後も走者を出すものの後続が続かず、4回から7回まで2塁すら踏めませんでした。
 何とか前田健に白星をと願った8回の2死1,2塁も栗原が投ゴロに倒れてしまいました。結局最後まで館山を攻略できず、6安打完封負けを喫してしまい、前田健の15勝目は持ち越しとなってしまいました。

 打線が序盤で館山を捕えられなかったことが最後までひびきました。特に3回は館山を崩すチャンスだったと思います。無死1塁で前田健がバントを失敗して走者を進められなかったため、梵の安打で本塁に帰れませんでした。それでも1死1,3塁と好機を拡大させバント失敗を取り返しながら、木村が遊飛に倒れてしまい先制機を逃してしまいました。この逸機により流れがヤクルトに傾いて、4回の失点の伏線になったと思います。 
 チャンスを確実にモノにしないと、競った展開では苦しくなります。来季に向けた課題の一つですね。

 前田健は8回を投げて6安打で自責点2の好投でしたが、味方の援護が無くては勝てませんね。調子は良かったと思ったので、15勝目は大丈夫だと思っていましたが、4回に落とし穴が待っていました。
 ホワイトセルに本塁打を浴びた球は明らかに失投だと思います。これを逃さず仕留められてしまいました。
 そして6回まで無四球だったのですが、7回にホワイトセルに四球を与えて先頭打者を出塁させてしまいました。先頭打者に四球を与えると失点に繋がっているのは、今季の特徴ですが前田健も例外では無かったということですね。とは言っても前田健を責めることはできませんね。
 絶対に追加点を与えていけない場面で、自らピンチを作ってしまったので、前田健はホワイトセルへの四球が悔やまれるでしょうね。この悔しさを次回に活かせるのが前田健の凄みだと思いますので、次回登板では成長した前田健が見られるはずですね。
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