カープな毎日

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粘り

2010年09月03日 23時44分03秒 | 試合結果
阪神 021 000 100 4
広島 001 002 20X 5
勝:チューク2勝1S
セ:横山3勝1敗8S
敗:西村7勝3敗
本:[阪神]鳥谷17号

 先発中田は2回に四球をきっかけに1死2,3塁とされると、藤川俊に適時打を打たれて2点の先制を許してしまいました。3回には鳥谷に本塁打を打たれ1点を失った後、更に2安打1四球で1死満塁の絶対絶命のピンチを迎えましたが、ここは気合の投球で城島と藤川俊を連続三振に仕留めて追加点を与えなかったものの、3回裏の打席で代打を送られて降板となってしまいました。
 1点を返した直後の4回からは、今日1軍登録された今井がマウンドに上がり、いきなり1死1,2塁のピンチを迎えるも、鳥谷を併殺打に打ち取りピンチを脱出すると、波にのって5回と6回を三者凡退に抑える好リリーフでした。
 
 打線は2回に梵と木村の連続長打で1点を返し反撃を開始すると、今井の好投に呼応して、6回に栗原と嶋の連打などで1死2,3塁のチャンスを作り、ここで代打の切り札前田を起用しましたが、敬遠されて満塁となったところで、代打石井の2点適時打が飛び出して同点に追い付きました。

 これでカープに流れが来たかと思われましたが、7回から登板のチュークが2四球で2死1,2塁としてブラゼルに適時打を打たれて1点を勝ち越される最悪の展開となってしまいました。
 これで今日もダメかと思われましたが、直後に天谷と栗原の連続安打で2死1,2塁として、廣瀬の2点適時打で逆転に成功しました。
 この1点差を岸本、横山の継投で守り抜いて、チームの連敗を4で止めました。

 2番手今井の好投が光りました。野村監督は中田の調子が良くないと見ると、早々に2番手今井に切り替えました。今井もいきなりマートンと平野に連打を打たれた時には、心配しましたが、鳥谷の併殺打に助けられましたね。
 ここを無失点に抑えたことで落ち着きを取り戻し、以後2イニングは素晴らしい投球を披露して、味方の同点を呼び込みました。
 今季はローテの一角を担う活躍を期待されながら、出遅れてしまい結果を残せていませんでしたが、今日の投球であれば先発復帰の可能性は十分にあります。今井の活躍を期待したいですね。

 ベンチも今日は積極的に動き、采配が見事に決まりました。中田を序盤で諦めて代わった今井が好投して、試合の流れを阪神から引き戻すと、6回には2死2,3塁で會澤に代打前田を送り、満塁となったところで今井にベテラン石井を代打に起用して、見事同点適時打を放ちました。
 今日はベンチと選手が一体となったことで逆転に繋がったと思います。今日のような試合をもっと早くできていたら、こんな成績では無かったでしょう。
 唯一の失敗は7回のチュークでしょうか。2四球で自らピンチを作って、勝ち越し点を与えるのはいけませんね。今までのカープならこのまま負けているところでした。勝ったから良いものの、チュークには反省してもらいたいですね。
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