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零封負けで黒田の日米通算200勝ならず

2016年07月13日 21時14分02秒 | 試合結果
巨人 010 003 200 6
広島 000 000 000 0
勝利投手:田口5勝6敗
敗戦投手:黒田6勝5敗
本塁打:[巨人]阿部5号、村田11号


 黒田は、初回に安打と犠打で1死2塁とされるも、坂本と長野を内野ゴロに打ち取って無失点で切り抜けましたが、2回に阿部に本塁打を浴びて先制点を奪われました。
 3回と4回は三者凡退に抑え、5回には1死から連打で1,2塁のピンチを招きましたが、田口を犠打失敗、橋本到を一ゴロに抑えて追加点を与えませんでした。

 黒田を援護したい打線は、初回に田中が四球で出塁するも牽制死してしまい、3人で攻撃を終えてしまいました。2回には四球と安打で無死1,3塁の同点機を作りましたが、次打者鈴木の打席で一走新井が盗塁を試みるも、最悪の三振併殺となってしまい、下水流が敬遠気味の四球で歩かされて、石原は右飛に倒れて、絶好の得点機を潰してしまいました。
 4回はルナが四球と盗塁で2死2塁とするも鈴木が中飛に倒れ、続く5回には安打と犠打で2死2塁としましたが、田中が二ゴロに抑えられて、田口から得点を奪えませんでした。

 黒田は、6回に山本の2塁打で無死2塁のピンチを招き、2死3塁となったところで、阿部に適時打を打たれて1点を失い、更に村田に2点本塁打を浴びて、この回3点を失ってしまいました。
 7回も続投した黒田でしたが、2塁打と犠打で1死3塁とされて、橋本到に適時2塁打を浴びてしまい、2死後には坂本にも適時打を打たれて、6回2/3を投げて6失点でマウンドを降りました。
 
 8回は3番手オスカルが、9回は4番手九里がそれぞれ三者凡退に抑えましたが、打線は6回まで田口に3安打無得点に封じられてしまいました。7回からは2番手の宮國が登板し、8回に2死1塁から、ルナが2塁打を放つも、本塁を狙った丸がアウトになってしまい得点を奪えませんでした。
 9回はマシソンの前に三者凡退に抑えられて、巨人に零封負けを喫して、黒田の日米通算200勝は次戦以降に持ち越しとなりました。

 今日で前半戦が終わり、カープは52勝33敗2分の貯金19で、2位巨人に10ゲーム差をつけて終えました。

 
 今日は黒田の日米通算200勝が掛かった一戦ということで、野手陣が気負いすぎていたからか、序盤から攻撃がかみ合いませんでした。
 初回の無死1塁では田中が牽制死、2回無死1,3塁では、まさかの三振併殺で立ち上がり不安定だった田口を助けてしまい、3回以降は攻略の糸口を掴むことができませんでした。
 黒田も必死に耐えて、2回の1失点で踏ん張っていましたが、6回に阿部に適時打を浴びて試合の流れは完全に巨人に傾いてしまい、さすがの黒田も、この流れを止めきれませんでした。
 前回も5併殺を喫するなど、黒田本人よりも、周りの選手の方がプレッシャーを感じてしまっているように思います。いつものように平常心で試合に臨むのは難しいかもしれませんが、まずは黒田と同様にチームの勝利を第一に考えてプレーすれば、黒田の偉業も達成できるはずです。
 次戦こそは、黒田の記録達成を見たいですね。
 


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