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野村ハーラー独走12勝目

2016年07月22日 20時29分59秒 | 試合結果
阪神 000 100 100 2
広島 021 010 00X 4
勝利投手:野村12勝2敗
敗戦投手:藤浪4勝6敗
セーブ:中崎2勝3敗18S


 野村は、初回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、江越と福留を抑えて無失点で凌ぐと、2回は無死1塁で鳥谷を二ゴロ併殺に打ち取って得点を与えませんでした。

 2回にルナの安打と盗塁で1死2塁とすると、鈴木の適時打で先制点を挙げました。更に盗塁と悪送球で1死3塁として、安部の適時打で1点を追加しました。なおも、安打と四球などで2死満塁と攻めたてるも、菊池が三振に倒れてしまいました。
 続く3回には1死からルナが3塁打で出塁して、松山の適時打で1点を追加しました。

 野村は、4回に1死から福留の2塁打などで2死3塁とされて、鳥谷に適時打を浴びて1点を失いましたが、5回を初めて三者凡退に抑えると、6回も安打と盗塁などで2死3塁とされながら、ゴメスを遊飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 5回には、2安打と四球で2死満塁とすると、石原が押し出し四球を選んで1点を追加しましたが、続く6回は2塁打と四球などで1死2,3塁の追加点機を作りながら、ルナと松山が凡退して無得点に終わりました。

 7回からはヘーゲンズが登板するも、四球と安打で1死1,2塁とされると、2死1,3塁から高山に適時打を浴びて1点を失いました。
 その裏に安打と犠打で2塁とするも、代打下水流が捕邪飛に倒れてしまいました。

 8回はジャクソンが三者凡退に抑えると、9回は中崎が登板して、先頭の鳥谷に安打を打たれるも、後続を3者連続三振に斬り2点のリードを守り切って、貯金を再び最多タイの21に戻して、野村がリーグ独走の12勝目を挙げました。


 今日は、機動力を存分に発揮した勝利でした。2回にルナと鈴木の2盗塁がともに得点に繋がり、5回にも再びルナが盗塁を決めて、藤浪にプレッシャーをかけて、石原の押し出し四球を呼び込みました。
 また、3回の得点もルナが好判断で3塁まで進み、松山の適時打で貴重な追加点につなぎました。

 今日の4得点全てが足攻により挙げた得点と言っても過言ではないと思います。その中でも、特にルナの2盗塁と好走塁は光りました。俊足ではないルナが走ることで、相手バッテリーのショックは大きかったはずです。

 打線の状態が下降しても、足攻で相手バッテリーにプレッシャーをかけることで、得点を奪うことができるということを証明したような、素晴らしい攻撃だったと思います。
 今日のような攻撃ができれば、これからも大型連敗することもないと思うので、これから迎えるシーズンの佳境でも、心配はなさそうですね。 
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