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九里が8回無失点で今季初勝利

2018年05月20日 20時58分27秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 010 000 00X 1
勝利投手:九里1勝1敗
敗戦投手:小川2敗
セーブ:中崎14S

 打線は、初回に2四球で1死1,2塁とするも、鈴木誠と新井が連続三振に倒れて無得点に終わりましたが、2回に野間と會澤の連打と犠打で2死2,3塁として、田中が適時打を放って小川から1点を先制しました。
 
 先発の九里は、初回に先頭の山田哲に安打を打たれるも、後続を断って無失点で切り抜けると、2回と3回はヤクルト打線も三者凡退に抑えました。
 4回に2安打で2死1,3塁のピンチを迎えましたが、大引を遊ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、5回から7回を1安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませず、8回に2死後に安打と牽制悪送球で2塁に走者を進めてしまうも、西浦を右飛に抑えて得点を与えませんでした。

 4回に四球などで1死2塁とするも、安部と九里が連続三振に倒れてしまうと、5回には2番手中尾を攻めて、2安打と暴投で1死2,3塁の追加点機を作りながら鈴木誠と新井が凡退、7回は3番手風張から2塁打と四球で2死1,2塁としながらも鈴木誠が三振に倒れてしまい、続く8回は4番手近藤から安打と四球などで1死1,2塁とするも、安部が一ゴロ、九里の代打バティスタが遊ゴロに倒れてしまい、2回の先制点以降、再三の得点機であと1本が出ず、追加点を奪えませんでした。

 9回は中崎がマウンドに上がり、1死後に連続四球と内野安打で1死満塁の一打逆転の大ピンチを招いてしまいましたが、代打荒木を三振、代打川端を左飛に打ち取って、虎の子の1点を守り抜き、今季初の零封勝ちを収めて貯金を今季最多の11とし、8回5安打無失点の九里が今季初白星を挙げました。


 打線は2回に幸先良く田中の適時打で先制点を挙げながら、その後は3回と6回を除いて毎回得点圏に走者を進めるも、追加点を奪えない苦しい展開となりましたが、先発の九里は、力のある直球に変化球を交えた緩急を付けた投球でヤクルト打線に連打を許さず、ピンチでも落ち着いて後続を抑えました。
 2度も登板機会が雨で流れており、調整が難しかったと思いますが、ようやく巡ってきた先発機会で結果を出して、ローテに残るという強い思いが、投球から感じられ、気合が入った投球が好投に繋がったように感じました。
 9回もマウンドに上がって完封を狙うチャンスでしたが、8回のチャンスで代打を送られてしまったことで、完封は次回登板以降に持ち越しとなってしまいました。
 最少得点でも代打を送られず、9回のマウンドに上がるためには、首脳陣からの厚い信頼を得なければいけません。今日のような投球を次戦以降も続けてローテ投手としての信頼を得て、完封をしてほしいですね。
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