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田中の2本塁打で巨人に快勝

2018年05月23日 21時35分36秒 | 試合結果
広島 500 400 000 9
巨人 000 201 000 3
勝利投手:岡田5勝1敗
敗戦投手:吉川光3勝3敗
本塁打:[広島]田中2号、3号、新井1号
    [巨人]長野3号

 初回に田中が先頭打者本塁打を放って先制すると、2四球で1死1,2塁として新井が3点本塁打を放ち、更に會澤の2塁打で1死2塁とし、2死後に美間が適時打を放って、この回一挙5点を挙げました。
 2回にも1死2塁の追加点機を作りましたが、バティスタと新井が凡退して無得点に終わるも、4回に田中が本塁打を放って追加点を挙げると、連続四球で無死1,2塁として吉川光をKOしました。
 代わった谷岡から、1死後に新井が2点適時2塁打、続く會澤も適時打を放って、この回4点を追加して試合を決めました。

 先発の岡田は、3回まで無安打2四球で無失点に抑えていましたが、4回に安打と四球で1死1,2塁とされ、岡本に適時打を浴び、更に1死満塁から長野の犠飛で2点を失いました。
 続く5回にも連打で無死1,2塁のピンチを招くも、ゲレーロを併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で凌ぎましたが、6回に長野に本塁打を浴びて1点を失いました。
 岡田は、7回まで投げて7安打4四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は、5回以降、池田と宮國の継投の前に散発2安打に封じられて追加点を奪えませんでしたが、8回は一岡が2安打で2死1,2塁のピンチを招くも長野を三振に斬って無失点で凌ぐと、9回はアドゥワが2四球で2死1,2塁とするも、ゲレーロを一邪飛に打ち取って、巨人に快勝して首位攻防2連戦を1勝1敗で終えました。


 試合開始前から雨が降り、雨天コールドの可能性があったことから早めにリードを奪いたい試合で、初回に打線が繋がって試合を優位に進めました。
 その流れを作ったのは田中の先頭打者本塁打でした。この一発で巨人先発の吉川光が動揺したことは間違いなく、2四球により1,2塁のチャンスを貰い、新井が3点本塁打を放って追い打ちを掛けました。
 そして4回に再び田中が2本目の本塁打を放ち、立ち直りかけた吉川光のリズムを崩し、一気にカープに試合の流れを傾け、その後の連続四球を呼び込みました。
 田中の2本塁打は共にソロ本塁打でしたが、2本とも吉川光に耐えるダメージは大きかったと思います。これこそが1番打者としての役割であり、それを果たすことでチームに流れを呼び込むことができた典型的な試合だったのではないでしょうか。
 田中の状態が上向いてきたので、シーズンの成績に大きな影響を与える交流戦に向けて明るい兆しを感じますね。
 
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