広島 000 021 000 3
巨人 000 002 03X 5
勝利投手:髙橋1勝
敗戦投手:島内1敗
セーブ:大勢1勝11S
本塁打:[広島]西川1号
打線は、初回に安打と犠打で1死2塁とするも、小園とマクブルームが凡退してすると、4回にも2安打で1死1,2塁としながら、坂倉と堂林が凡退して得点を奪えませんでしたが、5回に四球と犠打で2死2塁として、西川が2点本塁打を放って2点を先制しました。続く6回にも2死3塁から堂林の適時打で追加を挙げてリードを3点をリードしました。
先発の床田は、3回まで無安打に抑えると、4回には2塁打などで1死3塁のピンチを招くも、岡本和とウォーカーを凡打に打ち取って無失点で切り抜け、巨人打線を5回まで1安打に封じました。
しかし6回に連打などで2死2,3塁とされ、岡本和に2点適時打を浴びてしまい、8回1死後に吉川に2塁打を打たれたところでマウンドを島内に譲りました。
代わった島内は、暴投に四球と盗塁で1死2,3塁としてしまい、ポランコに2点適時2塁打を浴びて逆転を許すと、さらに2死後にも代打中島に適時打を打たれて、この回3点を失ってしまいました。
9回は大勢に坂倉、代打の大盛と宇草が三者凡退に抑えられて、痛すぎる逆転負けを喫してチームは3連敗となってしまいました。
先発の床田は、序盤から球の切れ、制球とも素晴らしく、唯一のピンチだった4回1死3塁でも岡本和を二飛、ウォーカーを二ゴロに抑えて無失点で凌ぐなど、危なげない投球で巨人打線を寄せ付けませんでした。
6回に岡本和に2点適時打を浴びたものの、7回まで5安打2失点に抑える好投でした。8回から継投に切り替える選択肢もあったと思いますが、そのまま続投してピンチを招いたところで島内に交代となりました。
今日の床田の投球内容を考えれば、8回も続投して、苦手とする坂本のところで交代するという継投は当然あり得ると思うので、結果的に失敗となりましたが、この継投策は仕方ないと思います。
継投の失敗以上に打線が序盤のチャンスで得点を奪えなかったことが痛かったと思います。初回の1死2塁、4回の1死1,2塁でともにクリーンアップが打席に入りながら無得点に終わりました。ここで得点を挙げていれば、試合後半も優位に戦えたはずです。
3番小園と4番マクブルームは、今日はともに1安打づつ放っていますが、当たりが止まっており、打線の繋がりを欠いています。特に小園は、たまにマルチ安打を放つも、一向に打撃状態が上がる気配を感じられません。まだ菊池涼や西川ら不動のレギュラーという選手ではないと思うので、そろそろ田中広と変えて刺激を与えても良いのではないでしょうか。その方が本人にとっても、打撃を見直す良い機会になると思います。