ヤクルト 000 000 090 9
広島 000 200 030 5
勝利投手:大西1勝
敗戦投手:中﨑1勝3敗
本塁打:[広島]坂倉2号
初回に四球と安打で無死1,2塁とするも、西川が併殺に倒れ、四球を挟んで2死1,3塁としながら、坂倉が三振に倒れて無得点に終わりましたが、4回無死1塁から坂倉が2点本塁打を放って先制に成功しました。
先発の九里は、3回に安打と犠打で2死2塁のピンチを招くも、太田を三振に斬って無失点で凌ぐと、5回まで1安打に抑えて3塁さえ踏ませませんでした。
6回に安打と失策と四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、塩見を三ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、7回まで投げて3安打無失点に抑えました。
8回からは中崎がマウンドに上がるも、1死後に3連続四球を与えて満塁のピンチを招き、村上に2点適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。ここで島内に交代するも、連続四球を与えて押し出しで1点を失い、続くオスナに2点適時打を浴びて1死も取れず、黒原にマウンドを譲りました。
代わった黒原は、松本直を一邪飛に打ち取るもマクブルームが捕球できず、その後適時打を浴びて1点を失い、2死後に安打で満塁とされ、山崎に3点適時2塁打を浴びてしまい、この回5長短打5四球で9点を失いました。
打線は5回から7回まで三者凡退に抑えらえていましたが、8回に無死1塁から堂林の適時2塁打で1点を返し、さらに安打で1,3塁として西川が適時打を放ち、なおも無死1,3塁と攻めたてましたが、マクブルームの併殺の間に1点を返したところで反撃も終わり、ヤクルトに痛すぎる逆転負けを喫して連敗となってしまいました。
7回までは九里が粘り強い投球でヤクルト打線を無得点に抑え、打線も少ないながらも2点を挙げて、カープの勝ちパターンで試合は進みましたが、8回に暗転してしまいました。
中崎が3連続四球後に適時打を浴びてしまい、代わった島内もヤクルトの勢いに飲み込まれ1死も取れず、この悪い流れを新人の黒原に止めさせるのはあまりにも酷な状況で、さらに失点を重ねて屈辱の1イニング9失点となりました。
8回から中崎を登板させるのは予定どおりの継投でしたが、最近の中崎は好不調の波が大きく、明らかに状態が悪いことを考えれば、もっと早く交代させるべきだったと思います。
中崎については、安定感が無くなっていることから、今後の起用法を見直す必要があるかもしれませんね。
今日の敗戦は単なる1敗では終わらず、今後の戦いに大きな影響を与える敗戦になったと思います。少なくともヤクルト戦は苦手意識を払拭するどころか、さらに強まってしまったと思われ、昨季と以上に苦戦することになりそうです。
このチーム状況で、明日からは苦手バンテリンドームでの中日戦です。このままズルズルと落ちていかないようにするためにも、明日の試合は重要になります。大瀬良が悪い流れを断ち切ってくれることを願うしかありませんね。