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野村が今季初登板初勝利で5割復帰

2022年06月10日 22時47分46秒 | 試合結果

広島 011 111 100 6
西武 200 100 000 3
勝利投手:野村1勝
敗戦投手:髙橋光成4勝6敗
セーブ:栗林1敗13S
本塁打:[広島]菊池涼2号、坂倉4号
    [西武]山川19号

 野村が今季初登板初先発すると、初回に2死1塁から山川に2点本塁打を浴びて先制を許しましたが、打線が直後の2回に2塁打などで1死3塁として上本の適時打で1点を返すと、3回には連打と敵失などで1死満塁として松山の併殺崩れの間に1点を挙げて同点に追いつきました。

 さらに4回にも2塁打と犠打で1死3塁とすると、堂林の適時打で1点を勝ち越しに成功しました。

 野村は、4回に2塁打と四球と2死1,3塁のピンチを迎えると、坂倉の失策で1点を失って同点に追いつかれましたが、直後の5回2死後に菊池涼が本塁打を放って勝ち越すと、6回には坂倉の本塁打で1点を加え、7回も安打などで1死2塁として菊池涼の適時2塁打でリードを3点に広げました。

 野村は、6回2死後に四球と安打で2死1,3塁のピンチを迎えたところで降板となりました。このピンチで代わったターリーが外崎を三振に斬って無失点で凌ぎ、5回2/3を投げて4安打3失点と先発の役割を果たしました。

 7回はケムナが1四球無失点に抑え、8回は森浦、9回は栗林がそれぞれ三者凡退に抑えて、西武に逆転勝ちしてチームの連敗を2で止めて、勝率5割に戻しました。

 

 大瀬良の降格により昇格した野村が今季初先発で粘り強い投球を披露しました。初回こそ山川に先制2点本塁打を浴びましたが、2回以降は走者を出しても粘り強く投げて、坂倉の適時失策の1失点だけで踏ん張り、味方打線の援護を呼び込むとができたと思います。

 野村が復活したことは、これから夏場の苦しい時期に向けて明るい話題になりました。

 打線も野村の好投に応えて、先制された直後の2回から7回まで毎回得点を重ねました。その中でも2回の1点は大きな価値があったと思います。初回は三者凡退に抑えられて、直後には2点を先制される苦しい展開となりましたが、直ぐに1点を返したことで西武に試合の流れを渡しませんでした。さらに早い回に適時打が出たことで、これまでチームを覆っていた貧打・拙攻の呪縛を払拭でき、3回以降の得点に繋がったと思います。

 投打とも最高の試合運びであり、今年の交流戦では一番良い勝ち方ができました。この1勝がチームの雰囲気を変えるような気がするので、明日の試合は期待が持てますね。

 

 

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