阪神 000 000 201 3
広島 100 040 00X 5
勝利投手:床田7勝3敗
敗戦投手:西勇4勝5敗
セーブ:栗林1敗14S
本塁打:[阪神]大山18号
打線は、初回に安打などで1死2塁として、2死後にマクブルームが適時打を放って先制点を挙げました。2回から4回は三者凡退に抑えられましたが、5回1死後に連打と犠打で2死2,3塁として、野間の適時打で1点を挙げ、さらに盗塁で2,3塁として、宇草の2点適時打と菊池涼の適時2塁打で3点を追加して、この回4点を挙げました。
6回にも2安打に敵失と敬遠で2死満塁の追加点機を作るも、野間が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
先発の床田は、3回までは完璧に抑えると、4回には安打と犠打で1死2塁のピンチを迎えましたが、近本を一ゴロ、佐藤輝は上本の好守で中飛に抑えて無失点で切り抜けました。
7回は1死1塁から大山に2点本塁打を浴びてしまい、さらに自らの失策で1死2塁のピンチを迎えましたが、山本と梅野を凡打に打ち取って追加点を与えず、7回を投げて4安打2失点に抑える好投でした。
8回は森浦が三者凡退に抑えましたが、9回に登板した栗林が連打で無死1,2塁とされ、大山に適時打を浴びて1点を失うも、糸原を中飛、代打糸井を三振、代打ロハス・ジュニアを遊ゴロに打ち取ってリードを守り切り、チームの連敗を5で止めるとともに3位に再浮上しました。
床田が素晴らしい投球でまたもチームの連敗を止めました。立ち上がりから制球、球の切れが良く、テンポの良い投球で阪神打線を寄せ付けませんでした。また、床田の投球が攻撃にも好影響を与えて、初回には2死2塁からマクブルームが先制打を放つと、2回から4回は西勇に抑えられるも、5回に盗塁を絡めて野間、宇草、菊池涼の3連続適時打で4点を追加しました。
一昨日まで貧打の上に繋がりを欠いていた打線が、一転して数少ない得点機をしっかりとモノにして得点を挙げることができたのは、床田の投球が攻撃にリズムを与えたことは間違いありません。
改めて先発投手の投球が攻撃にも大きな影響を与えることを再認識した試合でした。明日の先発の遠藤も今季は四球が少なく、テンポの良い投球を続けているので、明日も今日のような投打がかみ合った試合を期待したいですね。