広島 000 000 000 0
西武 114 310 01X 11
勝利投手:エンス4勝3敗
敗戦投手:アンダーソン2勝2敗
本塁打:[西武]オグレディ7号、山川20号、外崎3号、オグレディ8号
先発アンダーソンは、初回2死後、オグレディに本塁打を打たれて先制を許すと、2回には3四球で2死満塁として川越に押し出し四球を与えて1点を失いました。続く3回にも四球で無死1塁として山川に2点本塁打を浴びると、2死後に四球を与えて外崎に2点本塁打を浴びて降板となりました。アンダーソンは2回2/3を投げて3安打6四球6失点の乱調でした。
2番手薮田も4回に安打で無死1塁とされ、源田に適時3塁打を打たれ、続くオグレディに2点本塁打を浴びて、1回1/3を投げて3安打3失点でした。
5回には3番手として森がプロ初登板を果たしましたが、安打と四球で2死1,2塁として、源田に適時打を浴びて1点を失うも、2イニング目の6回は1死後に連打と四球で招いた1死満塁のピンチで外崎を遊直、古賀を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
7回は松本が1安打無失点に抑えるも、8回に2四球と2塁打で1死満塁のピンチを招き、古賀の犠飛で1点を失い、計11失点となりました。
打線は初回に安打と犠打で1死2塁とするも、長野が三飛、マクブルームが三ゴロに倒れて無得点に終わると、2回以降は散発2安打で2塁さえ踏むことができず3安打零封で、交流戦最終戦を西武に惨敗を喫して、5勝13敗の最下位で終え、セ・リーグの3位はキープするも借金2で4位阪神とは2ゲーム差となりました。
先発のアンダーソンは制球が定まらず、6四球を与え被安打3が全て本塁打という大乱調でした。初回に本塁打を仕方ないとしても、2回に4四球を与えて無安打で失点したのは痛かったです。
明日からリーグ戦再開まで4日間の休養があることから、今日の試合はベンチ入り投手を全員起用しても良く、打線の得点力が低いことを考えれば、3失点目は絶対に防がなくてはならないので、3回から2番手を投入するという継投もあったと思います。もしアンダーソンが立ち直ることを期待したとしても、3回の先頭オグレディに四球を与えたところで、見切りをつけてほしかったです。
結果的に3回の4失点が致命傷となり、中継ぎ陣も勢い付いた西武打線を止められず登板した全員が失点しての11失点と壊滅しました。
この試合展開では、打線も成す術なく散発3安打も止む無しでしょう。これだけの惨敗となると悔しさを感じないので、返って昨日のように競り負けるより良いかもしれませんね。
交流戦は3期連続の最下位と完全に鬼門となってしまい、今季も打開策が見出せませんでした。昨年に続いて今年もセ・リーグが勝ち越しており、カープは3位をキープするも、首位ヤクルトとのゲーム差は9も開いてしまい、交流戦の成績がリーグ順位に大きな影響を与えています。
さらに、もしカープがCSを勝ち抜いて日本シリーズに進出したとしても、これだけパ・リーグ球団を苦手としていては、日本一を掴むことができません。そろそろ球団も、本気でパ・リーグ対策を取らないと、毎年同じことの繰り返しになってしまいます。かなり早いですが、今オフの最重要課題ができましたね。