球団は、米大リーグ、パドレス傘下のマイナー3Aエルパソを自由契約となり、日本球界復帰を決めた秋山の獲得を発表しました。
秋山には古巣西武の他、ソフトバンクが獲得交渉を行いましたが、昨日のDeNA戦後にカープへの入団意志を伝えられたとのことです。
球団は、2024年までの3年契約で総額4億円規模の条件を掲示したとのことです。秋山とは近日中に正式契約を結び記者会見を開く予定となっています。
球団は秋山獲得を表明したものの、ライバルは古巣の西武と、資金力が潤沢なソフトバンクということで、カープは苦しい状況であり、あまり期待せずにいましたが、まさかのカープ入団を決断してくれました。カープにとってはこれ以上ない補強ができて、シーズン後半に向けて弾みがつきそうです。
秋山を獲得できたことで、課題だった鈴木誠の抜けた中軸を任せられる外野のレギュラーとして大きな戦力アップになりました。さらに秋山ほどの実力者で人格者が加入することで、伸び悩む若手・中堅選手が、秋山のプレーや野球への取り組みを見て吸収することができ、飛躍へのきっかけになると思います。また、レギュラー争いが一層激しくなることから、競争意識も高まり、戦力の底上げにも繋がるはずです。
そして、パ・リーグで結果を残してきた実績や経験は、来季以降の交流戦で対策にも繋がり、最高のパ・リーグ対策にもなります。
秋山の入団により、チームの雰囲気も良くなると思うので、シーズン後半戦に向けて反攻が期待できそうですね。
それにしても、鈴木球団本部長の交渉力は素晴らしいですね。誠心誠意を尽くせば、しっかりと相手に伝わることを再認識しました。