ｵﾘｯｸｽ 010 000 020 3
広島 000 000 200 2
勝利投手：山本6勝3敗
敗戦投手：森下4勝3敗
セーブ：平野佳2勝2敗16S
本塁打：[オリックス]杉本5号
先発の森下は、2回に先頭の杉本に本塁打を浴びて先制を許し、さらに2死後に連打で1，2塁のピンチを招くも、山本を中飛に打ち取って最少失点で凌ぎました。
3回にも安打と暴投で2死3塁のピンチを招きましたが、杉本を三振に斬って無失点で凌ぐと、6回には連続内野安打で1，2塁とされながらも、T-岡田を併殺に打ち取り、追加点を与えませんでした。
打線は3回まで山本に内野安打1本に抑えられ、4回2死後にマクブルームが2塁打を放って初めて得点圏に走者を進めましたが、坂倉が二ゴロに倒れてしまいました。
6回まで散発2安打に抑えられていましたが、7回に四球で1死1塁として、坂倉が適時3塁打を放って同点に追いつき、さらに2死後に敵失で勝ち越し点を挙げて逆転しました。
しかし、森下が8回に2安打と犠打で1死1，3塁のピンチを招き、吉田正を一ゴロに打ち取り併殺の判定でしたが、1塁のアウトがリクエストにより判定が覆って同点に追いつかれました。さらに盗塁と敬遠で1，2塁となり、T-岡田に適時打を打たれ、逆転を許したところでマウンドを降りました。
代わった森浦が安達を抑えて追加点をゆるさず、森下は7回2/3を投げて9安打3失点でした。
8回裏に四球と安打で無死1，3塁のチャンスを作りながら、菊池涼、中村奨、マクブルームが三者連続三振に倒れてしまい、9回も2本の内野安打で2死1，2塁とするも、代打長野が二飛に倒れて連敗となり、オリックス戦は11連敗となりました。
オリックスの先発は山本ということで打線が苦戦することが予想されましたが、そのとおり6回までは散発2安打に抑えられて得点を奪えませんでした。それでも7回に敵失も絡んで一時逆転するも、森下が8回に捕まり2点を失って逆転されてしまいました。
直後の8回裏に無死1，3塁の同点、勝ち越しのチャンスを作りながら、菊池涼、中村奨、マクブルームがまさかの三者連続三振で得点を奪えなかったことは痛かったですが、それよりも8回表に同点に追いつかれた後、2死1塁から勝ち越し点を奪われたことが残念でした。
代走小田に盗塁を決められて得点圏に進んだことが、T-岡田の決勝打に繋がりました。カープ捕手陣の盗塁阻止率が悪すぎるという弱点を突かれており、交流戦で苦戦する要因の一つになっています。直ぐに改善できることではないだけに、首脳陣としても悩みは深いでしょう。
打線が低調で大量得点を望めない状況が続き、僅差の試合が続くことが予想されることから、今後も同様な攻撃を仕掛けられると思われるので、何か対策を取らないと、残り7試合も厳しい戦いになりそうですね。
