カープな毎日

カープファンのひとりごと。

明日からリーグ戦再開

2013年06月20日 21時53分45秒 | 日記
 明日からリーグ戦が再開します。先発は頼れる右腕大竹ですが、ここ3試合は白星が付いていません。前回登板の楽天戦では7回2失点と大竹らしい粘りの投球ができたことで、調子を取り戻していると思います。
 現在、チームは3連敗中と苦しい状況なので、大竹が連敗を止めて、チームに勢いを取り戻させてほしいですね。
 
 打線では松山が絶好調です。これまでは先発が右投手の時に起用されていましたが、野村監督は、相手投手の左右に関係なく起用する方針を示しています。丸も好調を維持しているので、2人で打線を引っ張ってほしいですね。特に松山にとっては、レギュラー奪取の大チャンスになるので、一層の活躍を期待したいですね。
 
 そして、新外国人のキラが加入しました。ニックは膝への不安もあり本調子ではなく2軍に降格し、エルドレッドは日本ハム3連戦では無安打、ルイスも2軍では好成績を残しながらも、再昇格後に目立った活躍はしていません。
 それだけにキラへの期待が高まります。まだしばらくは2軍で調整することになると思います。早く打撃を見てみたいですね。
コメント (2)

大谷攻略も逆転負け

2013年06月18日 22時08分05秒 | 試合結果
日本ハム 000 320 011 7
広  島 012 000 010 4
勝利投手:矢貫2勝1敗
敗戦投手:小野1勝1敗
セーブ:武田久1勝1敗8S
本塁打:[日本ハム]中田17号
     [広島]松山5号

 日本ハムの大谷が本格的な二刀流に挑戦するということで、注目の集まった試合でしたが、カープがミスから流れを失って逆転負けを喫してしまいました。

 初回は丸の2塁打で2死2塁のチャンスを作るもエルドレッドが三振に倒れてしまいましたが、2回に松山が本塁打を放って、大谷から先制点を挙げました。更に3回には安部が四球で出塁すると大谷を盗塁で揺さぶって、3四死球で1死満塁の得点機を貰うと、ルイスの内野ゴロの間に2点を奪ってリードを広げました。
 
 野村は多少球がばらつきましたが、球のキレが良く3回までに6個の三振を奪う上々の投球でした。2回には先頭の大谷に2塁打を打たれるも、連続三振などで無失点に抑えました。
 しかし、4回に突如乱れて、1死1塁から大谷に四球を与えて1,2塁とすると、小谷野に適時打を浴びて1点を失い、更に安打で満塁とされて押し出し四球と犠飛でこの回3点を失って同点に追いつかれてしまいました。

 直後の裏の攻撃で、連打で無死1,2塁の勝ち越し機を作るも、代打上本が犠打を決められずに走者を進めることができず、安部と菊池も倒れて無得点に終わってしまいました。

 5回から登板の小野が乱調で3連続四死球で無死満塁のピンチを作って降板すると、代わった久本が大谷の内野ゴロの間と犠飛で2点を奪われて勝ち越しを許してしまいました。
 その後は久本が無失点で凌ぐも、8回に梅津が陽の適時打3塁打で痛い追加点を奪われると、9回には河内が中田に本塁打を打たれてしまいました。

 大谷は5回から右翼の守備に回り、継投に切り替えると、カープ打線は気が抜けたのか、5回から7回は無安打に抑えられてしまいました。
 8回に増井からルイスの適時2塁打で1点を返すも、最後は武田久に三者凡退に抑えられて日本ハム戦は4戦全敗となってしまいました。

 これで交流戦は11勝13敗の8位で4年連続の負け越しという結果に終わりました。最後に3連敗となりリーグ戦再開に向けて弾みを付けることができませんでした。


 序盤は松山の本塁打で先制し、機動力を絡めて追加点を奪うなど、勝ちパターンの試合展開でした。しかし、野村が突然乱れると、攻撃もミスを犯して流れを失ってしまい、中盤以降は打線が沈黙し、中継ぎ投手が失点を繰り返す負けパターンになってしまいました。
 一番痛かったのは4回の攻撃ですね。同点に追いつかれた直後に、下位打線でチャンスを作って上位に回るという最高の形でしたが、代打上本が犠打を決められずに、最後は投ゴロに倒れて、走者を3塁に進められませんでした。結局、安部が三振、菊池も左飛に倒れて大谷を助けてしまいました。

 この悪い流れに飲み込まれたのが小野で、いきなりの3連続四死球で1死も取れずに降板となりました。この場面は明らかに日本ハムに流れが傾きかけていたので、初めから安定感のある久本を投入しても良かったと思います。
 勝てる試合をミスや継投失敗で落としてしまった印象が強く、交流戦最後の試合は、悔いの残る試合となってしまいました。
 唯一の救いは、大谷を4回3失点でマウンドから降ろして、白星を付けなかったことでしょうか。それだけでは寂しいですね。
コメント (1)

バリントンまたも無援

2013年06月16日 22時00分49秒 | 試合結果
広島 000 100 001 2
日本ハム 002 000 10X 3
勝利投手:武田勝4勝4敗
セーブ:武田久1勝1敗7S
敗戦投手:バリントン2勝6敗
本塁打:[広島]會澤2号

 腰を痛めていたバリントンが登板しましたが、状態は万全ではなかったようです。初回に2四球を与えて1死1,2塁のピンチを招くなど制球が安定していませんでした。このピンチは、中田を併殺に打ち取り無失点で切り抜けましたが、3回に四球をきっかけに2死2塁とされ、稲葉、中田、アブレイユに3連打を浴びて2点を失いました。
 その後も5回は2死1,2塁、6回は1死2塁のピンチを迎えるも、後続を打ち取って無失点で切り抜けました。
 6回を投げ終えたところで、自ら交代を申し出てマウンドを降りました。

 打線は初回に1死3塁の先制機を作るも、廣瀬と梵が凡退して無得点に終わり、流れを掴み損ねました。
 先制された直後の4回に2死3塁から會澤の適時打で1点を返しましたが、5回の1死2塁では菊池と廣瀬が凡退するなど、その後は走者を出すものの打線が繋がらず追いつくことができませんでした。
 
 7回から登板した今井は、いきなり安打と暴投で無死3塁のピンチを背負い、2死までこぎつけながら、中田に適時打を浴びて痛恨の追加点を奪われてしまいました。
 
 7回、8回と日本ハムのリリーフ陣に無安打に抑えられていましたが、9回に武田久から會澤が本塁打を放って1点差に追い上げると、2死からの連打と四球で満塁と一打逆転のチャンスを作るも、最後は廣瀬が遊ゴロに倒れて追いつくことができず、日本ハム戦は3連敗となり、交流戦の勝ち越しは無くなりました。


 武田勝対策として3番で起用された廣瀬が、3度の得点機全てで凡退してブレーキになってしまいました。一番痛かったのは初回ですね。菊池の2塁打と捕逸で1死3塁という大チャンスを貰いながら、廣瀬は三ゴロに倒れてしまい、先制することができませんでした。ここで犠飛でも出ていれば、試合の流れも変わっていたと思うだけに残念でした。
 そして9回も會澤の本塁打で1点差に詰め寄り、2死から満塁といて押せ押せムードが漂っていたところで、甘い球がありながらも捕えられずファールにしてしまい、最後は遊ゴロに倒れました。何とか粘ってほしいところでした。
 最近はスタメンから外れることもあるので、調整が難しいのかもしれませんね。

 打線の中で松山の調子が一番良いので、左の武田勝であっても、スタメンで起用しても良かったのではないかと思います。

 バリントンは6回を7安打されながらも2失点と粘りましたが、またも無援に泣いて早くも6敗目となりました。
 腰の状態が良くない中、我慢の投球で試合を作ったところは流石でした。しかし、6回90球で自らマウンドを降りたことから、腰の状態が思わしくないことは間違いありません。今日の投球で悪化しないことを願いたいです。
 リーグ戦再開までしばらく時間があるので、何とかその間に完治してほしいですね。



 
 
コメント (4)

前田健復帰も連勝止まる

2013年06月15日 23時11分44秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
日本ハム 000 100 04X 5
勝利投手:増井1勝2敗4S
敗戦投手:前田健5勝4敗
本塁打:[日本ハム]中田16号

 エース前田健が復帰して即先発しました。中13日と間隔が空いており立ち上がりが心配されました。初回は先頭の陽に四球を与え1死2塁とされて、大谷との初対戦を迎えましたが、三振に斬って貫録を見せつけると、中田も抑えて無失点で凌ぎました。
 3回に2死1,2塁で再び大谷と対するも、ここも三振に抑えました。しかし、4回に中田に本塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。
 しかし、その後は走者を背負いながらも後続を抑えて、7回まで4安打1失点で抑えました。

 打線はウルフに対して3回まで無安打に抑えられました。4回に連打で無死1,3塁のチャンスを作りましたが、エルドレッドが三振、岩本が併殺に倒れて同点に追いつくことができませんでした。
 6回に四球をきっかけに1死2塁とすると、松山が適時打を放って同点に追いつくも、その後の1死2塁ではエルドレッドと岩本が凡退して、勝ち越すことはできませんでした。

 7回で100球を越えるも8回も続投しましたが、これが裏目に出てしまいました。1死から四球を与えると、大谷にも2塁打を打たれて2,3塁とされると、中田を敬遠して満塁策を取りましたが、稲葉に2点2塁打を浴びてしまい、ここでマウンドを降りました。
 更に、2死後に登板した3番手今村がアブレイユに2点適時打を浴びて、試合が決してしまいました。
 
 7回からは日本ハムの継投にかわされ、9回も無死1塁でエルドレッドが併殺に倒れるなど、5安打1点に抑えられてしまいました。

 エースの復帰登板を白星で飾れず、チームの連勝は5で止まってしまいました。


 前田健は調整登板無しでの復帰登板でしたが、全く問題ありませんでした。2回は三者連続三振を奪うなど、毎回の10奪三振と日本ハム打線を翻弄しました。
 4回に中田に本塁打を浴びましたが、直球の走り、変化球のキレとも良かったと思います。後は明日以降に異変が出なければ、今回こそ完全復活と言えますね。
 復帰登板であったことを考えれば、100球を越えた7回で交代させても良かったと思います。大谷に浴びた2塁打が痛すぎました。変化球が失投となり痛打されてピンチが拡大しました。たぶん疲れが出てき始めたのではないでしょうか。
 本人が望んで8回も登板したのかもしれないですが、まだ無理をさせる必要は無かったでしょう。
 
 打線は3番松山が3安打と一人気を吐きましたが、主軸が無安打では得点に繋がりません。特にエルドレッドは4回と6回の得点機で凡退してしまいました。4回は無死1,3塁で犠飛でも構わない場面で三振してしまいました。
 この犠飛でも良い場面で三振は痛かったです。この回の逸機が直後の中田の先制本塁打に繋がったと思います。4番の差が出てしまいました。
 明日こそはエルドレッドの打撃でチームを勝利に導いてほしいですね。
コメント (1)

新井コーチが頭蓋骨骨折

2013年06月14日 22時41分32秒 | 日記
 新井打撃コーチが、札幌ドームでの練習中に打球を額に受けて救急車で病院に運ばれました。検査の結果、「前頭部挫創、頭蓋骨骨折」と診断されたものの、脳には異常は見られませんでした。
 入院して明日にMRI検査を受ける予定となっており、1週間の安静が必要で、全治4週間のとのことです。

 新井コーチは、今日昇格したルイスのトスバッティング中に、ルイスの打った打球が眉間の辺りを直撃したとのことです。

 打撃練習の打球が直撃して負傷することは稀にありますが、トスバッティングで負傷するとは思いもしませんでした。打者から近いので衝撃が強いでしょうから、新井コーチの容体が心配でしたが、脳に異常が無く、意識もしっかりしているようで、不幸中の幸いでした。

 ルイスには、新井コーチのためにも、打撃で勝利に貢献してもらいたいですね。
コメント (2)

鮮やかな逆転で5連勝

2013年06月13日 22時36分45秒 | 試合結果
広島 001 000 004 5
楽天 300 000 001 4
勝利投手:久本2勝1敗
敗戦投手:ラズナー1勝1敗5S
セーブ: 今村2敗2S
本塁打:[広島]會澤1号
     [楽天]マギー13号

 先発の中崎は制球に苦しみました。初回は安打と四球で2死1,2塁とするとマギーに失投を捕えられて3点本塁打を浴びてしまいました。
 2回以降も毎回走者を背負いましたが、粘り強い投球で無失点で凌ぎました。2回の2死1,3塁は銀次を左飛、3回1死1,2塁は小斉と島内を凡打に打ち取りピンチを脱しました。4回までで88球を要してしまい、ここでマウンドを降りました。

 打線は則本を捉えられませんでした。3回に會澤の本塁打で1点を返し、4回に2安打と四球で2死満塁と攻め立てましたが、中東が投ゴロに打ち取られ無得点に終わりました。
 5回から8回は散発2安打に抑えられて、凡打の山を築きまいました。

 5回からは小野が登板し、いきなり連続死四球で無死1,2塁のピンチを招くも、後続を打ち取り無失点で凌ぐと、6回は三者凡退に抑えました。
 7回は河内、梅津、久本と小刻みな継投で凌ぎ、8回も久本が無失点に抑えると、打線が9回から登板した抑えのラズナーを攻めて、1死から3連打で満塁とすると、堂林の2点適時打で同点とし、更に2死後に丸が2点適時3塁打を放って勝ち越しに成功しました。

 9回は今村が登板するも、連打と四球で無死満塁のピンチを迎え、マギーの併殺の間に1点を失うも、最後は森山を遊ゴロに打ち取り、何とかリードを守り切りました。

 これでチームは今季初の5連勝とし、交流戦も貯金1となりました。


 打線が最後に粘りを発揮しました。則本に対しては前回の対戦でも8回を1点に抑えられており、今日こそは雪辱を果たしたかったですが、今日も8回を1点に抑えられてしまいました。
 このままあっさりと負けてしまうのかと思われましたが、岩本、梵、中東、堂林の4連打で同点とすると、丸が勝ち越し打を放ちました。
 少し前までの打線なら、同点止まりで勝ち越しまでできず、その後にリリーフが打たれて競り負けることが多かったと思いますが、今日は一気に逆転まで持っていきました。これは打線に繋がりが出てきた証拠だと思います。
 エルドレッドが1軍復帰してから、打線が上向いてきました。やはり打線の軸となる選手がいることで、野手に打席での余裕が生まれるのでしょうか。
 この好調を維持して、交流戦残り3試合を良い結果で締めくくり、リーグ戦に繋げたいですね。


 投手陣も先発の中崎が4回で降板しながらも、その後を粘り強く抑えました。しっかりと抑えられた投手はおらず、全員が走者を出してピンチの連続でしたが、要所を締める投球で楽天に追加点を与え無かったことが、9回の逆転劇を呼び込んだと思います。よく耐えてくれたと思いますが、本当はきっちりと抑えて、攻撃へのリズムを作ってほしですね。
コメント (2)

エルドレッドの決勝弾で4連勝

2013年06月12日 22時39分52秒 | 試合結果
広島 100 000 020 1 4
楽天 000 020 001 0 3
勝利投手:ミコライオ2勝2敗12S
敗戦投手:小山伸1敗
本塁打:[広島]エルドレッド4号
     [楽天]島内2号

 打線は初回に安打と犠打に暴投で1死3塁のチャンスを貰うと、松山の犠飛で幸先良く1点を先制しました。しかし、2回以降は走者を出してもあと1本が出ず、追加点を挙げられませんでした。
 2回無死1塁ではニックが併殺、4回の1死2,3塁は梵とニックが倒れると、5回1死2塁は期待の丸と菊池が凡退してしまいました。

 2試合連続KOされている大竹でしたが、今日は持ち味の粘りを発揮しました。毎回走者を背負いながらも、4回まで楽天に得点を与えませんでした。3回1死1塁では松井を併殺、4回2死1,2塁では松井を三ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。
 しかし、5回に1死2塁から島内に2点本塁打を打たれて逆転を許してしまいました。更に1死2塁のピンチを迎えるも、藤田と聖澤を抑えて追加点は与えませんでした。
 大竹は7回まで投げて8安打を浴びながらも2失点と粘りの投球でした。

 大竹の好投に応えたい打線は、8回に無死2,3塁の逆転機を作りましたが、エルドレッドと廣瀬が連続三振に倒れ、またしても無得点かと思われましたが、梵が2点2塁打を放ち逆転に成功しました。
 その裏を河内と今村の継投で無失点で凌ぐと、9回はミコライオが登板して逃げ切りを図りましたが、四球をきっかけに2死3塁とされると、代打岡島に適時打を浴びて同点に追いつかれ、延長戦に突入しました。
 
 10回に2死からエルドレッドが本塁打を放ち、勝ち越しに成功すると、その裏をミコライオがまたも2死3塁のピンチを迎えながらも、最後は岩崎を打ち取って、楽天に競り勝ちました。
 これで4連勝となり、交流戦の成績を5割に戻しました。残り4試合ですから、何とか貯金を作って終えたいですね。


 エルドレッドが4番の働きをしました。1点を追いかける8回無死2,3塁の同点・逆転機では、三振に倒れてしまいましたが、10回2死無走者から決勝弾を放ちました。
 試合を決める1発こそがエルドレッドに求めるものであり、今日はその期待に応えることができました。前日には同じタイプの新外国人カアイフエの獲得が発表されたことから、今日の試合は気合が入っていたことと思います。
 今日の1本をきっかけに本塁打を量産して、チームの勝ちに貢献してほしいですね。
 

 大竹が本来の投球を取り戻しました。2試合連続で大量失点しており、疲労などによる不調ではないかと心配しましたが、今日は緩急をつけて凡打の山を築かせる「らしさ」を感じられる投球でした。
 大竹が本来の投球を取り戻し、腰の違和感で離脱している前田健の復帰も決まり、野村も復調してきました。バリントンは復帰時期が未定ではありますが、一時の投壊は収まってきました。
 交流戦残り4試合を良い形で終えて、リーグ戦に勢いを付けてほしいですね。
コメント (1)

カアイフエ内野手を獲得

2013年06月11日 22時04分18秒 | 日記
 新外国人選手としてカアイフエ内野手の獲得が発表されました。1年契約の年俸は3,500万円+出来高払いで背番号は13に決まりました。
 主に一塁を守っているそうで、大リーグ通算では126試合に出場し打率.221、15本塁打、46打点の成績を残しています。

 新外国人選手の獲得に動いているという情報が無く、突然の発表に驚きました。ニックは膝の状態が不安であり、守備に就くことが難しい状況であることから、リーグ戦再開後には代打専門になる可能性が高いので、ニックに代わる長距離砲として獲得したのでしょう。
 
 エルドレッド、ニック、ルイスと既に野手が3人もいるにも関わらず、獲得したということはニックの膝の状態とルイスの打撃の状態が思いのほか良くないということかもしれませんね。
 これから来日することから、日本の野球に慣れる時間などを考えると、早くて1軍昇格は7月以降になると思います。それまでに本調子ではないニックとルイスが刺激を受けて、調子を取り戻して打ちまくってくれることを期待したいですね。


 
コメント (2)

野村がドラフト1位対決を制する

2013年06月09日 21時28分54秒 | 試合結果
西武 100 000 011 3
広島 000 000 32X 5
勝利投手:野村3勝3敗
セーブ:ミコライオ1勝2敗12S
敗戦投手:十亀5勝3敗
本塁打:[西武]上本1号
     [広島]松山4号、菊池4号

 両チームの先発は11年ドラフト1位どおしの対決となり、お互いに一歩も引かない投手戦になりました。野村は初回に連打で無死1,3塁とされると、片岡の内野ゴロの間に1点を失いましたが、球を低めに集めて西武打線に内野ゴロの山を築かせて、2回から6回は1安打に抑えました。
 7回に先頭ヘルマンへの四球をきっかけに、安打と四球で1死満塁のピンチを迎えましたが、十亀を三ゴロ、栗山を左飛に打ち取り、最大のピンチを無失点で凌ぎました。

 一方の打線は十亀に対して全くタイミングが合わず、三振の山を築き6回までに9個の三振を奪われ、安打はたったの1本と、ほぼ完全に抑えられました。
 しかし、7回に菊池の丸の連打に暴投で無死2,3塁の逆転機を作ると、1死後に松山が3点本塁打を放って逆転に成功しました。
 
 8回からは今村が登板するも、連打と四球で無死満塁のピンチを作ってしまいました。しかし、ここで踏ん張りヘルマンの併殺打の間の1失点に抑えてリードを守りました。
 その裏に安打と敵失で無死2塁のチャンスを貰いましたが、代打上本が犠打を失敗してチャンスを潰したかと思われましたが、2死後に菊池が2点本塁打を放って、失敗を帳消しにしました。
 9回はミコライオがマウンドに上がり、2死から代打上本に本塁打を浴びて1点を失ったものの、最後は栗山を左飛に打ち取り西武に連勝しました。これで今季の西武戦は4戦全勝となりました。また、チームの連勝も3まで伸びて、野村監督が言った6連勝も見えてきましたね。


 6回までは十亀に完全にお手上げでした。しかし、7回に先頭の菊池がセーフティーバントを決めて出塁すると、試合の流れが変わり始め、無死2,3塁の逆転機を迎えました。ここで、前の回までで唯一安打を放っていた期待のエルドレッドが三振に倒れて嫌な雰囲気に成りかけましたが、松山が悪い流れを一気に吹き飛ばす値千金の本塁打を放ちました。
 そして8回は1点差に追い上げられて追加点が欲しいところで、上本が犠打を失敗して無死2塁が1死1塁となりチャンスを潰してしまいました。この流れで9回を迎えるのは怖いと思っていましたが、菊池が本塁打を放って上本のミスを取り返しました。今日の勝敗を左右するとても大きな一打でした。
 2本とも悪い流れに成りかけた時に飛び出しており、これこそ値千金の一打だったと思います。ミスを取り返すことができるようになってきたということは、打線の状態が上向いてきた証拠ですね。

 野村が持ち味を存分に発揮しました。相手が同期で同じドラフト1位の十亀ということで、いつも以上に気合が入っていたのではないでしょうか。初回こそ失投を捕えられて無死1,3塁のされましたが、ここは内野ゴロの間の1失点に抑えて、最少失点で切り抜けました。
 その後はほぼ危なげない投球で、野村らしさが出ていました。最大のピンチとなった7回は、打順に助けられた面もあったと思いますが、それでも無失点で凌げたのは、ピンチでも冷静になれている証拠だと思います。
 前田健とバリントンの次回登板が未定となっている状況で、昨日の中崎と今日の野村の好投は心強いですね。
 交流戦も残り5試合となりました。この調子で最後を良い形で締めてほしいですね。

コメント (2)

中崎先発初勝利

2013年06月08日 22時09分14秒 | 試合結果
西武 000 000 000 0
広島 000 100 00X 1
勝利投手:中崎2勝3敗
セーブ:ミコライオ1勝2敗11S
敗戦投手:岸2勝5敗
本塁打:[広島]エルドレッド3号

 中崎が昇格即先発しました。力のある直球で西武打線を寄せ付けませんでした。初回1死1塁から栗山を併殺に打ち取ると、その後は2回から6回まで無安打に抑え、失策による走者を1人出しただけの完璧な投球でした。
 疲れが見え始めたのか、7回に先頭のヘルマンに安打を許すと、2四球で2死満塁のピンチを迎えましたが、代打スピリーを遊ゴロに打ち取り無失点で凌ぎました。

 打線は岸に対して毎回のように走者を出しましたが、適時打が出ませんでした。初回に2死1,2塁は岩本が左飛、3回2死2塁は好調の松山がニゴロに倒れて、得点を挙げられませんでした。しかし、4回にエルドレッドが本塁打を放って、ようやく先制点を挙げました。これで一気に岸を攻略したかったのですが、5回は丸が盗塁失敗、6回2死2塁は堂林が三振に倒れてしまいました。

 8回からは今村が登板し、2死1,2塁の同点機を迎えるも、牽制で2塁走者を刺してピンチを脱すると、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、虎の子の1点を守り抜きました。チームは6月初の連勝を飾り、中崎は先発での初勝利を挙げました。


 投打で復帰した戦力が力を発揮しました。先ずは前田健の離脱でチャンスを得た中崎が期待以上の投球を披露しました。最速149kmの直球が冴えて、西武打線を7回2安打無失点で7奪三振に抑えました。6回までは2塁さえ踏ませない素晴らしい投球でした。7回にこの試合初めての四球を与えてピンチを迎えましたが。踏ん張りスピリーを打ち取りました。
 開幕前には先発候補として期待していたので、ようやく実力を発揮してくれました。中崎も自分の力で抑えて掴んだ勝利で、自信を付けたのではないでしょうか。先発投手が崩れる試合が多かったので、中崎の好投は嬉しい限りです。この投球を次回以降も続けて、ローテの座を守ってほしいですね。

 そしてエルドレッドが復帰3試合目で待望の本塁打を放ちました。打線は序盤からチャンスを逃していたので、このまま無得点では流れが西武に傾いてしまう可能性が高かったので、この1発は大きな意味があったと思います。これこそ野村監督がエルドレッドに期待していたものですね。
 そして、エルドレッドもこの本塁打で感触を掴んだのではないでしょうか。気分も良くなったと思うので、これからは試合を決める一打をどんどん打って、チームを勝利に導いてほしいですね。
コメント