カープな毎日

カープファンのひとりごと。

緒方監督の退場も実らず1安打完封負け

2017年04月19日 21時05分52秒 | 試合結果
DeNA 000 201 001 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:今永1勝1敗
敗戦投手:床田1勝1敗

 床田は、3回までパーフェクトに抑える素晴らしい立ち上がりでしたが、4回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを招き、梶谷と筒香を抑えて2死までこぎつけましたが、ロペスに2点適時打を浴びて先制を許してしまい、この回限りでマウンドを降りました。

 打線は、苦手の今永に対して、初回に四球と安打で無死1,2塁の先制機を作りましたが、丸が二ゴロ、新井が併殺に倒れて無得点に終わると、2回から4回までパーフェクトに抑えられてしまいました。
 
 5回からはヘーゲンズがマウンドに上がり、5回は三者凡退に抑えましたが、6回に桑原に3塁打を打たれて無死3塁とされると、田中浩に適時打を浴びて1点を失いました。更に四球で無死1,2塁とされましたが、ロペスを併殺に打ち取るなど追加点を与えませんでした。
 7回と8回はブレイシアが無安打無失点に抑えましたが、9回に登板した中田が筒香に四球を与えて無死1塁として、ロペスに適時2塁打を浴びてダメを押されてしまいました。

 打線は、5回に先頭の鈴木誠が四球で出塁するも後続が続かず、7回にも1死後に連続四球を選んで1,2塁と得点圏に走者を進めるも、エルドレッドが三振、小窪の遊撃への当たりは微妙なタイミングでしたがアウトの判定となり、抗議した緒方監督が退場処分となりました。
 緒方監督の退場で選手が奮起するかと思われましたが、8回と9回も今永に三者凡退に抑えられて、1安打完封負けを喫してしまい、床田はプロ初黒星となってしまいました。


 床田は、3回まで一人の走者も許しませんでしたが、4回に先頭の桑原に四球と与えてしまい、更に安打で1,2塁のピンチを招き、主軸を抑えて2死までいきながらロペスに先制打を浴びてしまいました。
 桑原がファールで粘ったこともありますが、先頭打者への四球は失点に繋がる可能性が高く、それが1番打者となるとその可能性が高まるので、この四球はもったいなかったですね。
 また梶谷と筒香を抑えながら、ロペスに適時打を浴びてしまったのも、もったいなかったです。主軸との対戦は気を遣うので、2死となって少し気が緩んだのかもしれませんが、何とかもうひと踏ん張りしてほしかったですね。

 打線は、今永から初回に菊池が放った1安打だけに抑えられてしまいました。ポイントは初回の攻撃で、田中の四球と菊池の安打で無死1,2塁と攻めたてながら、丸が二ゴロ、新井が遊ゴロ併殺と最悪の結果となってしまいました。今永の立ち上がりで得点を挙げられていれば、これほど抑えられることもなく、攻略できた可能性もあったと思います。
 昨季も苦手としていただけに、今季初対戦で攻略して苦手意識を払拭したかったですが、返って苦手意識が強くなってしまいました。次回対戦までにしっかりと対策を練らないといけませんね。
 
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逆転サヨナラ勝ちで連敗阻止

2017年04月18日 23時01分32秒 | 試合結果
DeNA 000 030 000 3
広島 000 011 002 4
勝利投手:中田2勝
敗戦投手:パットン2勝1敗1S

 打線は、初回に連打と四球で1死満塁としながら、鈴木誠とエルドレッドが三振に倒れてしまうと、2回には2四球で2死1,2塁地しながら菊池が凡退しました。
 更に3回には無死2塁としながら、新井、鈴木誠、エルドレッドが凡退して、濱口から得点を奪えませんでした。

 野村は、4回まで2安打無失点に抑えましたが、5回に連打などで無死1,3塁とされ、高城にセーフティースクイズを決められて1点を失うと、更に2死1,2塁から梶谷とロペスに連続適時打を浴びて、この回3点を失ってしまいました。

 直後の5回には連打と四球で無死満塁の大チャンスを作りましたが、エルドレッドの押し出し四球による1点にに終わってしまいました。それでも6回に2番手砂田から1死2塁として、2死後に菊池が適時打を放って1点差に追い上げ、更に丸の安打で1,3塁としましたが、3走菊池が飛び出してアウトになってしまい追いつくことができませんでした。
 7回には山崎康を攻めて、2本の内野安打に暴投で1死2,3塁としましたが、小窪と代打松山が倒れて得点を奪えませんでした。

 野村は6回まで投げて7安打3失点と粘ると、7回と8回は薮田が2回を1安打無失点に抑え、8回は中田が2死から2塁打を浴びてピンチを招きましたが、桑原を凡打に抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は、9回に連打で無死1,2塁として、エルドレッドの適時打で同点に追いつき、更に犠打で1死2,3塁として、會澤が適時打を放って逆転サヨナラ勝ちを収めました。

 
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今季初のカード負け越し

2017年04月16日 22時22分53秒 | 試合結果
広島 100 000 000 1
阪神 001 000 01X 2
勝利投手:マテオ2勝
敗戦投手:九里2勝1敗
セーブ:ドリス1敗6S


 初回に田中と菊池の連打と四球で1死満塁とすると、鈴木誠の犠飛で1点を先制し、更に四球で2死満塁と能見を攻めたてましたが、小窪が遊飛に倒れて1点止まりでした。
 2回は安打と犠打で1死2塁としながら、田中と菊池が凡退してしまい、3回には無死1塁で新井が併殺に倒れた後、連続短長打で2,3塁の得点機を作りましたが、小窪が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 九里は、2回に連続四球で無死1,2塁のピンチを背負いましたが、鳥谷を三振に斬るなど後続を断って無失点で凌ぎました。しかし、3回にも連続四球と内野安打で無死満塁のピンチを招き、糸井の一ゴロの間に1点を失いました。それでも福留と原口を抑えて最少失点で切り抜けました。
 5回にも安打と犠打で1死2塁のピンチを背負いましたが、高山と糸井を凡打に打ち取って得点を与えず、6回から7回にかけては5者連続三振を奪うなど、7回まで1失点に抑えました。

 4回と5回は能見に三者凡退に抑えられ、6回からは桑原に2イニングを三者凡退に抑えられて得点を奪えず、8回はマテオから四球と盗塁で2死2塁と得点圏に走者を進めましたが、鈴木誠が一ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 8回も続投した九里は、安打と四球で2死1,2塁としてしまい、原口に適時打を浴びて1点を失ってしまい、マウンドを降りました。
 なおも1,2塁のピンチでしたが、代わった薮田が鳥谷を三振に斬って追加点は与えなかったものの、9回はドリスに三者凡退に抑えられて阪神に逆転負けを喫して、開幕から5カード目にして初めて負け越しとなってしまいました。


 打線は、4回以降阪神の継投の前に無安打に抑えられてしまい、得点を挙げられる気配を感じませんでした。それだけに3回までに追加点を奪えなかったことが悔やまれます。
 初回は鈴木誠の犠飛で1点を先制した後に、なおも満塁と能見を攻めたてながら、期待の小窪が倒れて1点止まりだったのは痛かったです。
 2回も下位打線でチャンスメイクしながら、田中と菊池が倒れてしまい、3回に至っては、単打2本と2塁打を放ちながら、併殺もあって無得点でした。
 これで完全に試合の流れを手放して、能見を立ち直らせてしまいました。どこかでもう1点取れていれば、試合展開は大きく変わっていたでしょうね。

 九里は、7回2/3を投げて4安打10奪三振2失点と素晴らしい投球でした。しかし2回と3回は慎重になり過ぎたのか先頭から連続四球を与えてピンチを招いてしまいました。特に3回は先頭が能見だっただけに、この四球はもったいなかったです。無駄な四球は失点に繋がるという典型的なパターンだったので、この失点は反省点として、次回登板ではしっかりと修正してほしいですね。
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岡田がプロ初完投勝利

2017年04月15日 23時04分41秒 | 試合結果
広島 402 100 000 7
阪神 000 010 000 1
勝利投手:岡田2勝
敗戦投手:青柳1敗

 初回に、安打、野選、四球で無死満塁とすると、鈴木誠の投ゴロが適時失策となり先制点を貰うと、1死後にエルドレッドが押し出し死球、更に天谷の2点適時打で4点を挙げました。
 3回には2塁打と四球で2死1,2塁とすると、岡田の投ゴロがまたも適時失策となり1点、更に2,3塁から田中が適時打を放って、この回2点を追加して、青柳をこの回限りでKOしました。
 続く4回には、2番手の岩崎から、安打などで2死2塁として、エルドレッドの適時打で1点を追加しました。

 先発の岡田は、4回までパーフェクトに抑えましたが、5回に先頭の福留に初安打を打たれると、2死1塁から糸原に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 7回にも2安打で2死1,2塁され、再び糸原を迎えましたが、遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 8回と9回も三者凡退に抑えて、9回を113球の省エネ投球で、4安打無四球9奪三振1失点に抑えて、プロ初の完投勝利を挙げました。



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9回に7得点で逆転10連勝

2017年04月13日 21時15分11秒 | 試合結果
広島 400 000 007 11
巨人 301 010 000 5
勝利投手:ブレイシア1勝1S
敗戦投手:カミネロ1敗4S
本塁打:[広島]松山1号、石原1号
    [巨人]マギー1号


 打線は、初回に四球と安打で1死1,2塁とすると、新井と鈴木誠の適時打、エルドレッドの適時2塁打、更に小窪適時打の4連続適時打で4点を先制しました。
 しかし、大瀬良は、1回裏に2死から安打を打たれると、阿部に適時2塁打を打たれ、更にマギーには2点本塁打を浴びて3点を失ってしまいました。

 2回には、安打と四球で1死1,2塁として吉川をKOし、更に死球で2死満塁の追加点機を作りましたが、2番手高木勇に対して小窪が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。
 その後は、高木勇の前に3回から7回まで無安打に抑えられてしまいました。

 大瀬良は、3回に安打と失策で無死1,2塁とされましたが、阿部を併殺に打ち取りながらも、マギーに適時2塁打を浴びて同点に追いつかれました。5回には2死2塁から阿部に適時打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。
 それでも、6回と7回は三者凡退に抑えて7回を8安打5失点で止めました。 

 打線は、8回もマシソンに三者凡退に抑えらえてしまいましたが、8回裏にブレイシアが登板して、いきなり2塁打を打たれて無死2塁とされるも、菊池の好守もあり無失点で凌ぎました。
 9回に代打松山がカミネロからソロ本塁打を浴びて同点に追いつくと、更に四球と敵失で無死2,3塁として、丸が2点適時打を放って勝ち越し、2死1,2塁から安部も適時打を放ち、石原が代わった池田から3点本塁打を放って、とどめを刺しました。
 9回裏は今村が三者凡退で締めて、鮮やかな逆転勝利を挙げて、ついに10連勝となりました。

 今日は、初回に4点を先制しながら、2回以降は高木勇に無安打に抑えられ、先発の大瀬良は、初回に2死から3失点、3回と5回も2死後に適時打を浴びて5点を失って逆転を許してしまうという、完全な負けパターンの展開でした。
 しかし、大瀬良は大きく崩れることなく、6回と7回を三者凡退に抑えて粘ると、8回には2死3塁のピンチで長野の二ゴロを菊池の好守で無失点で凌いで、試合の流れをカープに傾かせました。
 その流れを、グッと引き寄せたのは松山の本塁打であり、その後は流れに乗って6得点を挙げました。
 今日は、誰か一人がヒーローというより、大瀬良、菊池、松山らの出場した選手一人一人が自分の役割をしっかりと果たしたことが逆転勝ちに繋がったと思います。
 これからもこの良い流れを続けていけば、連勝が続けていけると思いますね。
 

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新井、エルドレッドの2打席連続本塁打で9連勝

2017年04月12日 23時04分34秒 | 試合結果
広島 024 010 020 9
巨人 200 030 000 5
勝利投手:床田1勝
敗戦投手:内海1勝1敗
本塁打:[広島]新井2号、3号、エルドレッド3号、4号
[ 巨人 ] 阿部5号、村田1号

 床田は、初回に安打などで1死2塁とされると、2死後に阿部に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 しかし、2回に新井とエルドレッドが、それぞれソロ本塁打を放って同点に追いつきました。続く3回には菊池の2塁打と四球で1死1,3塁とすると、新井が2打席連続となる3点本塁打をを放ち、エルドレッドも2打席連続となるソロ本塁打を放って、この回4点を奪いました。
 5回には2死2塁で、エルドレッドが適時打を放ち1点を追加しました。

 床田は、2回から4回まではパーフェクトに抑えていましたが、5回に連打などで1死2,3塁とされると、代打村田に3点本塁打を浴びて2点差に追い上げられてしまいましたが、その後は7回まで無安打に抑えて、7回を5安打5失点8奪三振に抑えました。

 8回には安打と四球などで1死2,3塁として、代打の代打堂林が2点適時打を放って、リードを4点に広げました。

 8回からはジャクソンが登板して三者凡退に抑えると、9回は薮田が1安打無失点に抑えて巨人に連勝して、4カード連続勝ち越しを決めて、連勝を9まで伸ばしました。床田がプロ初勝利を挙げました。

 
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乱打戦を制して8連勝

2017年04月11日 23時51分03秒 | 日記
広島 000 006 300 9
巨人 001 023 000 6
勝利投手:中田1勝
敗戦投手:森福2敗
セーブ:今村1S
本塁打:[広島]菊池1号
    [巨人]中井2号

 野村は、初回、2回と走者を背負いながらも後続を断って無失点に抑えていましたが、3回に安打と犠打などで2死3塁とされると、安部の失策で1点を失ってしまいました。
 5回には重信の2塁打で無死2塁のピンチを背負い、2死後に中井に2点本塁打を浴びてしまい、6回の攻撃で代打を送られ、5回4安打3失点で降板となりました。

 打線は、4番に鈴木誠、5番に松山を起用するも、3回まで1安打に抑えられました。4回に2安打で1死1,2塁としながら、松山とエルドレッドが凡退してしまい、5回には2安打と四球で2死満塁の大チャンスをつくりましたが、丸が三振に倒れて菅野から得点を奪えませんでした。
 
 リードを3点に広げられた直後の6回に安打と四球などで1死1,3塁として、野選で1点を返し、なおも2死2,3塁から代打小窪が2点適時3塁打を放ち同点に追いつきました。更に四球で1,3塁としたところで菅野をKOしました。
 代わった谷岡から菊池が適時打を放ち勝ち越しに成功すると、丸の四球で満塁となり、鈴木誠2点適時2塁打を放ち、この回6得点を挙げました。

 しかし、直後の6回に今日登録されたヘーゲンズが、安打と四球で無死1,2塁としていしまい、マギー、代打亀井、重信と3連続適時長短打を浴びて3点を失って同点い追いつかれてしまいました。なおも、無死1,2塁のピンチでしたが、中田が後続を断って勝ち越しは許しませんでした。

 直後の7回に森福を攻めて、安打と犠打で1死2塁として、小窪が適時打を放ち勝ち越すと、2死2塁から菊池が2点本塁打を放って、3点を勝ち越しました。
 7回裏に中田が2安打で1死1,2塁のピンチを背負いましたが、代わった薮田が後続を断って無失点で切り抜け、8回も無失点に抑えました。9回は今村が登板して無失点で抑えて、乱打戦を制して1分け挟んで8連勝となりました。
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中崎が右側腹部の違和感で登録抹消

2017年04月10日 21時31分45秒 | 日記
 中崎が、右側腹部の違和感で出場選手登録を抹消されました。今日は、休日返上で投手指名練習に参加して、キャッチボールなどを行ったようで、調子は徐々に良くなっていると復調に手応えを得ていたようですが、まさかの登録抹消となりました。
 明日からの巨人3連戦には帯同せず、3軍でリハビリを開始するとのことです。

 中崎は、ここまで5試合に登板して1勝1セーブで防御率3.18と精彩を欠いた投球が続いており、先週の中日戦では2点のリードを守れず、昨日のヤクルト戦でも2安打を打たれるなど不安定な投球でした。
 
 中崎は、毎年シーズン序盤が調子が上がらず不安定な上に、今季はインフルエンザによる調整遅れも重なったので、状態が上がるまで例年より時間が掛かるかもしれないと思っていましたが、まさか右側腹部の違和感で離脱するとは思っていませんでした。
 もしかしたら調整遅れを取り戻すために無理をして開幕に合わせていたのかもしれません。

 チームの状態が良いところで、中崎の離脱は痛いですが、今は無理をする時ではなく、しっかりとリハビリをして完ぺきな状態で1軍に戻ってきてほしいですね。
 
 今季は、開幕直前にヘーゲンズが、先週はジョンソンが、そして今週は中崎と体調不良などでの離脱が相次いでいます。流石にこれ以上の離脱者が出ないことを願うだけですね。
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ヤクルトを3タテして7連勝

2017年04月09日 22時51分53秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 200 2
広島 001 000 50X 6
勝利投手:九里2勝
敗戦投手:星1敗

 九里は、初回に安打と犠打で1死2塁とされましたが、山田とバレンティンを抑えてピンチを脱すると、2回には安打と四球などで1死2,3塁のピンチを招きながら、谷内とオーレンドルフを抑えて無失点で凌ぎました。
 3回から6回までは無安打に抑える素晴らしい投球でヤクルト打線を翻弄しました。

 打線は、初回に安打と四球で2死1,2塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が三振に倒れて得点を挙げられませんでした。しかし、3回に1死後に田中が3塁打で出塁すると、2死後に丸が適時打を放って先制点を奪いました。
 5回には田中の2塁打と犠打で1死3塁としながら、丸と新井が凡退して追加点を奪えませんでした。

 好投を続けていた九里でしたが、7回2死から安打と四球で1,2塁とされると、代打大松に2点適時2塁打を浴びて逆転を許してしまいました。続く2死2塁のピンチは、代打鵜久森を三振に斬って2失点で持ちこたえました。

 直後の7回裏に2番手星を攻めて、四球と敵失などで1死1,3塁のチャンスを貰うと、菊池の左飛をバレンティンが落球して同点とし、続く丸が適時打を放って勝ち越しに成功しました。更に3番手ルーキから新井と鈴木誠の連続適時打、エルドレッドの犠飛でこの回5点を奪ってヤクルトを突き放しました。

 8回はジャクソンが登板して、連打と四球で1死満塁の大ピンチを招きましたが、雄平と畠山を凡打に打ち取って無失点に抑えました。9回は中崎が連打を浴びて無死1,2塁とされるも、荒木を併殺に打ち取るなど、後続を断って無失点で凌いで、ヤクルトを3タテしました。
 チームは1分を挟んで7連勝となり、首位で並んでいた巨人が敗れたため単独首位に立ちました。

 
 7回の集中打は素晴らしかったです。四球と敵失で貰ったチャンスをしっかりと活かして、丸、新井、鈴木誠のクリーンアップが3連続適時打を放って、ヤクルトを突き放しました。
 最近は相手のミスを見逃さず、確実に得点に結びつけており、緒方監督の目指す隙の無い攻撃が出来ています。ミスから失点すると相手に与えるダメージが大きくなり、試合の流れをしっかりと呼び込めます。
 今の攻撃は、それができており、良い流れが出来ていることが、好調の要因なのでしょう。この攻撃をしっかりと継続させていけば、今季も大型連敗を喫することはなさそうですね。


 今日も九里が7回を投げて4安打2失点と素晴らしい投球をしました。低めを丁寧に突き、3回から6回までは無安打に抑えて、全く危なげない投球で、安心して見ていられました。開幕前に緒方監督が九里を高評価していた理由が良く分かりました。
 7回は2死無走者から四球が絡んで失点してしまったのは残念でしたが、2失点で止めたことは素晴らしかったと思います。この辺りが今季の成長の証かもしれません。
 この投球を続けていければ、初の2桁勝利も十分に狙えそうですね。
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岡田完封逃すも今季初勝利

2017年04月08日 21時27分22秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 001 1
広島 020 000 00X 2
勝利投手:岡田1勝
敗戦投手:小川2敗
セーブ:ジャクソン1S

 
 打線は、2回に安打と四球などで2死1,3塁とすると、1走安部と3走新井の重盗が決まって1点を先制し、更に2死2塁から石原が適時打を放って小川から2点を先制しました。
 5回は2死から安打と四球で1,2塁の追加点機を作りましたが、丸が三振に倒れて無得点に終わると、7回には安部の2塁打で無死2塁としながら、石原と岡田が送ることができず、小川から追加点を奪えませんでした。

 先発の岡田は、序盤は毎回走者を背負いましたが、後続を断ってピンチの芽を摘み取りました。5回に2四球で2死1,2塁と初めて得点圏に走者を背負いましたが、大引を一ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、7回まで3安打に抑えて3塁を踏ませませんでした。
 8回に内野安打などで2死2塁とされ、山田に四球を与えて1,2塁としてしまいましたが、バレンティンを三振に斬って得点を与えず、プロ初完封を目指して9回のマウンドに上がりましたが。
 しかし、1死後に畠山の2塁打と中村の四球で1,2塁とピンチを招いたところでマウンドをジャクソンに譲りました。

 ジャクソンは、代打大松に安打を浴びて1死満塁とピンチを拡大してしまい、代打鵜久森に適時打を浴びて1点差に追い上げられましたが、坂口と大引を打ち取って辛くも逃げ切りに成功しました。
 チームは3カード連続の勝ち越しを決めて、1分を挟んで6連勝とし、首位巨人に並びました。


 岡田が8回1/3を投げて5安打1失点9奪三振の好投で今季初勝利を挙げました。力強い直球を軸にスライダーが要所で決まり、8回まで散発4安打に封じました。特に4回から7回は無安打に抑えてヤクルト打線を翻弄し、3塁さえ踏ませませんでした。
 9回は130球を超えており、スタミナが切れて1死からピンチを招いて降板となりましたが、プロ初完封が掛かっていたための続投だったと思われ、先発としては十分に役割を果たしました。
 前回登板では4回6失点と結果を残せていなかったので、今日も結果を残せないと信頼を失ってしまうところでしたが、信頼を回復しただけでなく、ローテとして今季の活躍に期待が膨らみました。
 昨日の加藤と今日の岡田が9回途中まで投げてくれたことで、登板過多になっていた中継ぎ陣を休ませることもできました。この2人の好投は大きな価値があります。明日の九里にも期待したいですね。

 打線は、相手が小川ということで大量得点な望めない状況でしたが、見事な機動力野球で得点を奪いました。2回に新井と安部の重盗で先制点を奪ったことは大きかったです。もし重盗が無ければ、石原が適時打を放っていても1点止まりだったと思われ、試合展開も変わっていたでしょう。
 ヤクルトバッテリーは、サインミスで重盗を決められてしまいましたが、小川は三走が新井であったことで重盗を仕掛けるとは思っていなかったのでしょう。この隙を見事に突いた攻撃で、一昨日の中日戦と同様にカープらしい好走塁だったと思います。
 好投手が相手の時こそ、今日のように機動力を活かして、1点でも多く取る攻撃を続けていってほしいですね。
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