カープな毎日

カープファンのひとりごと。

加藤がプロ初登板初先発で初勝利

2017年04月07日 21時09分46秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 001 1
広島 102 000 01X 4
勝利投手:加藤1勝
敗戦投手:石川1勝1敗
セーブ:中崎1勝1S

 ジョンソンが体調不良により登録抹消となったことから、ドラフト1位加藤がプロ初登板でプロ初先発しました。
 初回を三者凡退に抑えましたが、2回に2死から連続四球で1,2塁のピンチを招くも、谷内を三振に斬って無失点で凌ぎました。続く3回も2死から連続四球を与えましたが、バレンティンを二ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。
 4回と6回も四球で走者を背負うも後続を断ち、7回と8回は三者凡退に抑え、8回まで無安打無得点に抑えました。

 打線は、初回に2死から丸が2塁打で出塁すると、新井の適時2塁打で先制点を挙げると、3回には1死から連打などで2死2,3塁として、小窪が2点適時打を放ちリードを3点に広げました。
 4回から7回までは1安打に抑えられるも、8回に1死後に2安打と四球で満塁として石原の犠飛で1点を追加しました。

 加藤は9回もマウンドに上がり、先頭の坂口を遊ゴロに打ち取って大記録まであと2アウトに迫りましたが、山田に四球を与えると、バレンティンに初安打を打たれて記録達成は成りませんでした。続く雄平にも適時打を浴びて1点を失ったところでマウンドを中崎に譲りました。
 中崎は2死満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、最後は荒木を中飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 加藤は、プロ初登板初先発でありながら、8回1/3を投げて2安打7四球7奪三振の好投でプロ初勝利を挙げました。ジョンソンの体調不良により巡ってきた登板機会で、最高の結果を残しました。
 力強い直球と切れの良いフォークが見事に決まり、更に制球が安定しなかったことが、返って荒れ球となりヤクルト打線が的を絞れなかったのかもしれません。
 投球はプロでも十分通用することが証明されましたが、7四球と相変わらず制球に難があり、序盤は毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。今日は記録が掛かっていたことから9回まで続投しましたが、本来なら100球を超えた6回で降板していたでしょう。もう少し制球面を改善して、7回くらいまで投げられるようにならないと、ローテとしてシーズンを投げ抜くのは難しいと思います。
 それでもエースのジョンソンが離脱した苦しい状況で、それを補った投球は素晴らしく、開幕前に不安を抱えていた先発投手不足は解消されましたね。
 

 
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好走塁で延長戦を制して4連勝

2017年04月06日 21時07分31秒 | 試合結果
広島 000 300 000 02 5
中日 000 000 102 00 3
勝利投手:薮田1勝
敗戦投手:岡田1敗
セーブ:ブレイシア1S
本塁打:[中日]大島1号


 大瀬良は、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に安打と盗塁で2死2塁とされ、遠藤に内野安打を浴びるも、本塁を狙った2走がアウトになり助けられました。続く3回に連続四球で無死1,2塁としてしまいましたが、大島、京田、ゲレーロを抑えて無失点で凌ぎました。

 打線は、3回までバルデスに完璧に抑えられていましたが、4回に安打と四球などで1死1,2塁とすると、2死後に鈴木誠が2点2塁打を放って先制すると、エルドレッドも適時打を放って、この回3点を奪いました。

 大瀬良は、4回は安打と盗塁で1死2塁、5回は四球と安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、後続を断って無失点で凌ぎました。更に6回には連打と四球で無死満塁の大ピンチを迎えましたが、溝脇を三振、代打藤井は菊池の好守で併殺に打ち取って、6回を無失点に抑えてマウンドを降りました。

 打線は、7回に2番手佐藤から連打で無死1,2塁の追加点機を作りましたが、小窪を打たせて最悪の併殺になってしまい無得点に終わると、9回には無死1塁で新井が併殺に倒れてしまい追加点を奪えませんでした。

 7回からは今村が登板するも、大島に本塁打を浴びて1点を失いました。8回はジャクソンが連打で無死1,2塁とされながら、犠打失敗にも助けられて無失点で凌ぎましたが、9回に登板した中崎が1死後に大島に2塁打を打たれ、2死後にゲレーロに適時3塁打を浴びて1点を失ってしまい、更にビシエドにも適時打を浴びて同点に追いつかれて、2試合連続で延長戦に突入しました。

 10回は薮田が三者凡退に抑えると、11回に1死から田中、菊池、丸の3連打で満塁として、新井の犠飛で1点、更に1走丸が1・2塁間に挟まれる間に、2走菊池が好走塁で本塁に生還して2点を奪いました。
 11回はブレイシアが1死から連打で1,2塁とピンチを招きましたが、ゲレーロとビシエドを打ち取って無失点に抑えて、中日に競り勝ち、2カード連続の勝ち越しを決めて、更に1分けを挟んで4連勝となりました。


 攻守で菊池が好プレーを見せ、連勝に貢献しました。まずは6回1死満塁の大ピンチの場面で、代打藤井の中堅へ抜けそうな当たりを好捕して、更にすぐに田中にトスして併殺を完成させて失点を防ぎました。更に8回1死1,2塁では、代打亀澤の2塁後方に落ちそうな打球を背走して捕球して、ピンチ拡大を防ぎました。
 そして最大の見せ場は、11回1死満塁で新井の犠飛で1点を追加した後、中日内野陣の挟殺プレーの隙を付いて、本塁を落とし入れて貴重な2点目を奪いました。11回裏を投げる投手に不安を抱えているだけに、この2点目はとても大きな価値があったと思います。
 打って得点を挙げることだけではなく、守備で失点を防ぎ、走塁で得点を奪って勝利に貢献するプレーは、正に菊池の魅力が凝縮した試合でした。今日は菊池で勝った試合と言っても過言ではないですね。


 9回の鈴木誠の守備はもったいなかったです。2点リードの2死2塁の場面で、ゲレーロの当たりを無理に突っ込んで捕球できず、後方に転がる間に打者
が3塁に進んでしまいました。あの場面は、1点を失っても良い場面であり、打者走者を得点圏に進めないことが一番大切なので、無理に突っ込んではいけなかったと思います。
 今日は勝ったから良かったですが、もう少し状況をしっかり判断した守備をしてほしいですね。 
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野村7回を1失点で通算50勝

2017年04月04日 23時08分08秒 | 試合結果
広島 030 004 000 7
中日 001 000 000 1
勝利投手:野村1勝
敗戦投手:若松1敗
本塁打:[広島]エルドレッド1号
    [中日]溝脇1号

 野村は、初回に先頭大島に四球を与えると、盗塁に悪送球も重なって無死3塁のピンチを招きましたが、荒木、ゲレーロ、ビシエドを抑えて無失点で凌ぐと、2回に打線が奮起して、新井の2塁打で出塁すると、1死後にエルドレッドが2点本塁打を放って先制点を挙げると、安部と野村の安打などで2死1,3塁として、田中の適時打で1点を追加して3点を先制しました。
 続く3回にも安打と四球で無死1,2塁としましたが、鈴木誠、エルドレッド、安部が凡退して無得点に終わってしまいました。

 3回裏に野村が代打溝脇にソロ本塁打を浴びて1点を返されましたが、その後は7回まで1安打に抑えて、中日打線に付け入る隙を与えませんでした。

 打線は6回に2死から石原と野村の連続長短打で1,3塁とすると、暴投で1点を追加し、田中の四球で1,2塁となり、菊池の適時打と新井の2点適時打でこの回4点を奪って試合を決めました。

 8回は飯田が1安打無失点に抑えると、9回は中田が2安打で2死1,2塁のピンチを背負いましたが、最後は京田を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 チームは3連勝となり、野村が今季初勝利を挙げて、プロ通算50勝目を挙げました。

 
 野村が、7回を投げて4安打1失点の好投で初登板を白星で飾りました。初回に先頭の大島に四球を与えて、盗塁などで無死3塁とされましたが、落ち着いて低めを丁寧に突いて、荒木を遊ゴロ、ゲレーロを三振、ビシエドも遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、2回にも2安打で1死1,2塁とされながらも、杉山を投ゴロ併殺に打ち取りました。序盤のピンチを無失点で凌いだことで試合の流れをカープに呼び込みました。
 特に2回は先制した直後だっただけに失点すれば、流れが中日に引き戻されていたかもしれないだけに、併殺で無失点に抑えたのは、大きな価値があったと思います。
 今日の投球を見れば、今季もローテの軸として安定した投球をしてくれることは間違いありませんね。

 打線は、先発全員安打で12安打を放ち、7得点を挙げました。その中で1番から4番までで6安打を放ち、7得点全てに絡んでいますが、それ以上に野村の2安打が効いています。
 どちらも野村が安打で繋いで、チャンスを上位打線に回したことが、確実に得点に繋がりました。下位から上位に打線が繋がると、得点力も上がるとともに、相手に与えるダメージも大きくなります。
 投手も9人目の野手なので、打撃も重要だということを改めて実感しましたね。
 




 
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九里が6回1失点の好投で投壊止める

2017年04月02日 22時25分25秒 | 試合結果
阪神 001 000 000 1
広島 202 000 50X 9
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:能見1敗
本塁打:[阪神]糸井1号

 好調な打線は、初回に田中が安打で出塁し、菊池が適時2塁打を放ち先制すると、続く丸も適時打を放ち2点を先制しました。

 先発の九里は、初回に2死から連続四球を与えるも、原口を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、3回に糸井にソロ本塁打を浴びて1点を失いました。

 しかし、直後の3回裏に田中と丸の安打で1死1,3塁として、新井が適時2塁打を放って2点を挙げて阪神を突き放すと、九里は、5回に2塁打と連続死四球で1死満塁の大ピンチを招きながらも、原口を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、6回まで投げて6安打1失点の好投でした。

 7回は今村が三者凡退に抑えると、その裏に丸の2塁打と死球で無死1,2塁の得点機を作り、鈴木誠が適時打を放ちました。更に四球で満塁として、1死後敵失で2点を加え、代打堂林の2点適時打も飛び出して、この回5得点で試合を決めました。
 8回は薮田が無安打1四球で無失点で抑えると、9回はブレイシアが四球、安打、失策で2死満塁のピンチを招きましたが、最後は代打新井を右飛に打ち取って無失点に抑えて、阪神に快勝して、開幕カードを勝ち越しました。


 今日も打線が15安打9得点と繋がり、3試合連続の2桁安打と好調を維持しています。1番田中、2番菊池、3番丸の位打線は、計15打数10安打5得点と、出塁が得点に結びついています。
 特に田中は、初回に先頭打者として出塁して先制点を呼び込み、1点差に追い上げられた3回も先頭打者として出塁して中押し点に繋げました。
 その中でも3回の2得点は、試合展開の上でとても貴重な追加点になったと思います。前2試合で阪神打線を牽引していた糸井に本塁打を打たれて1点差に追い上げられた直後であり、この2点が無かったら流れが阪神に傾いていた可能性があったと思います。
 この3回の2点は、再び流れを呼び戻すとても価値ある得点であり、田中の働きが今日の勝利に繋がったと思います。
 今季もタナキクマルの上位打線が打線を牽引してくれそうですね。

 
 九里が、6回を投げて6安打1失点8奪三振の好投で、前2試合の投壊を止めました。ただ与四死球は4個と制球難の流れは続いていますが、走者を背負っても落ち着いて、しっかりと投げ切ったことで3併殺を奪って無駄な失点を防ぎました。
 毎回走者を背負いながらも、粘り強く投げ切って最少失点で切り抜けたことは、今季の九里の成長を感じました。開幕前には、緒方監督の評価が高かったですが、それを初登板の結果で示しました。
 次回登板でも今日のような投球を続けていければ、昨季の野村のように大化けして、ローテの柱になるかもしれないですね。

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2戦連続の乱打戦もサヨナラ勝ち

2017年04月01日 21時03分58秒 | 試合結果
阪神 420 002 000 0 8
広島 300 022 100 1 9
勝利投手:中崎1勝
敗戦投手:ドリス1敗
本塁打:[広島]丸1号、鈴木1号

 先発の岡田は、初回に四球と安打で無死1,3塁とされると、糸井の犠飛で先制を許すと、更に連打で1失点、2死後には四球で満塁として梅野に2点適時打を打たれて、この回4点を失いました。

 それでも打線が奮起して、1回裏に安打と四球で無死1,2塁とすると、丸が3点本塁打を放って1点差に追い上げました。しかし、岡田は2回に3連続四球で無死満塁としてしまい、内野ゴロと犠飛で2点を失ってしまいました。
 3回と4回も得点圏に走者を背負いましたが、何とか無失点で凌ぎ、4回の攻撃で代打を送られて降板となりました。

 打線は2回にも2死から2塁打と2四球で満塁の得点機を作りましたが、鈴木誠が三振に倒れて無得点に終わると、3回と4回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 しかし、5回に1死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って、再び1点差に追い上げながら、5回から登板した中田もピリッとせず、5回は2安打を浴びながらも無失点で凌ぎましたが、6回に1死後に連続四球で1,2塁としてマウンドを薮田に譲りました。
 薮田は、安打を浴びて満塁とされ、2死後に内野安打に田中の失策も絡んで2点を失ってしまい、再び3点差に広がってしまいました。

 ところが、粘り強い打線は、6回裏に代打安部の四球と盗塁で無死2塁とし、代打會澤の適時打で1点を返し、更に1死後に菊池の安打で1,3塁として、丸の犠飛で三度1点差に追い上げました。
 続く7回には2四球と2塁打で1死満塁として、押し出し四球でついに同点に追いつきました。なおも1死満塁の勝ち越し機でしたが、田中が併殺に倒れて同点止まりでした。
 
 7回は今村が登板して、安打と四球で2死1,2塁とされるも無失点で凌ぐと、8回はジャクソンが登板して、安打と犠打で1死2塁とピンチを招きましたが、後続を断って阪神に得点を与えませんでした。
 9回は中崎が、いきなり連続四球を与えるも、糸井の盗塁死に助けられて無失点で凌ぎました。

 一方の打線も8回に2個の敵失などで無死2,3塁としながら、新井、鈴木誠、代打松山が凡退して勝ち越せず、9回も3四球で2死満塁のサヨナラ機を貰いながら、新井が二ゴロに倒れて延長戦に突入しました。

 10回に1死後に安打と2個の敵失で2,3塁とすると、安部の内野安打でサヨナラ勝ちを収めて、今シーズン初白星を挙げました。


 両チーム合わせて27四球という大荒れの試合展開で全く締まらない試合でしたが、とありあえず、連敗を防いで今季初白星を挙げたという結果は良かったと思います。
 中盤以降は、阪神投手陣の乱調により、毎回得点圏に走者を進めましたが、一気呵成に攻めきれず、7回から9回までの勝ち越し機を全て逃してしまいました。
 序盤での劣勢を跳ね返してのは素晴らしいと思いますが、終盤の得点機で無得点に終わって試合を決めきれず、延長にもつれ込んだのは残念でした。巨人やDeNAとの対戦だったら、負けていたかもしれませんね。

 昨日のジョンソンに続き、今日は岡田が大乱調でした。4回を5安打7四球で6失点と散々な結果でした。後を継いだ中継ぎ陣も、誰一人三者凡退に抑えた投手がおらず、計15四死球は酷過ぎます。開幕2試合目にして投手陣が崩壊状態です。
 こんな試合を続けていては、1シーズンを戦い抜くことはできません。先発と中継ぎの両方が崩壊しているだけに簡単ではありませんが、誰かがしっかりと抑えてくれれば、投手陣全体の雰囲気も変わると思うので、明日の先発九里に期待したいですね。
 
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