1軍は日南での1次キャンプを打ち上げ、午後には2次キャンプ地の沖縄市に移動して、明日の休日を挟み、17日から2次キャンプが始まります。
締めの挨拶は、菊池が務め、「藤井ヘッドが言ったように一人一人が明確な目標を持ち、自分のためではなく、チームが勝つために何ができるか、どうしなければいけないのか、各自がしっかり考えて行動しましょう」と呼びかけるとともに、「優勝、狙えると思います。8月後半、今の調整では監督を胴上げできません。しっかり8月後半から9月にかけてダイエットをしてもらい、軽々上げられるように、監督お願いします」と新井監督にリクエストして笑いを誘いました。
最後は恒例の手締めではなく、ここ数年流れが悪いとの理由から、みんなで肩を組んで結束を呼びかけてキャンプを締めました。
新井監督は、日南キャンプを総括して、「若手もベテランも選手がすごくいい動きをしていた。100点に決まっているじゃないですか」と語り、充実したキャンプに手応えを感じているようでした。また、日南キャンプのMVPを問われるも、2軍ら沖縄2次キャンプに抜擢されたアドゥワや韮沢、引き続き1軍に帯同する田村や、昨日の紅白戦で好投した玉村の名前を挙げるも、みんなが良かったとのことで決めきれませんでした。
日南キャンプでは、1軍、2軍を問わず、全ての選手と積極的にコミュニケーションを取ってやる気を引き出すとともに、アドバイスを送ることで技術だけでなくメンタル面での成長を促しました。
若手からベテランまで充実した練習ができたと思うので、活気のある良いキャンプだったのではないでしょうか。
沖縄2次キャンプでは、練習試合やオープン戦などの実戦が増えてきます。1軍生き残りを賭けた戦いはさらに激しくなるので、1軍入りを勝ち取った選手たちには、日南キャンプでの成果を対外試合で出して1軍に残ってほしいですね。