阪神 000 000 000 0
広島 002 301 00X 6
勝利投手:床田10勝3敗
敗戦投手:ビーズリー1勝2敗
打線は、3回に安打と犠打で1死2塁として、上本が適時打を放って先制し、さらに安打で3塁を狙った上本が2塁を周った際にバランスを崩して3塁まで到達するも、代走大盛と交代しました。
さらにこの1死1,3塁の好機で小園に代打矢野が送られて、犠飛で追加を挙げましたが、小園にも何らかのアクシデントがあったようです。
続く4回には安打と四球で無死1,2塁として、1死後に敵失で1点を挙げると、なおも1死1,2塁から床田の適時2塁打と大盛の適時打で2点を追加し、さらに2死後に四球で満塁として、西川の打席中に雨脚が強まって試合が中断しました。
34分後に試合が再開し、西川は左飛に倒れましたが、6回に2四球と安打で2死満塁として、捕逸で1点を追加してリードを6点に広げました。
先発の床田は、安打と暴投で無死2塁のピンチを迎えるも、ノイジーを二直併殺に抑えてピンチを脱すると、4回にも安打と四球などで2死1,2塁のピンチを招きながら、ノイジーを遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
7回にも1死後、四球と連打で1死満塁のピンチを迎えるも、代打原口を二直、代打佐藤輝を左飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
床田は9回まで122球を投げて、5安打3四球に抑えて阪神打線を完封して、自身初の2桁勝利を挙げ、チームは阪神との首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越しました。
床田が気迫のこもった素晴らしい投球で、好調阪神打線を完封してチームの連敗を阻止しました。球の切れが良く、阪神打線に凡打の山を築かせ、2回と4回には得点圏に走者を背負いながらも後続を断ち、6回まで散発2安打に抑えました。
7回に1死満塁と最大のピンチを迎えるも、菊池の好守もあって無失点で凌ぎ、110球を越えた9回も志願してマウンドに上がり、今季2度目の完封で自身初の10勝目を挙げました。
この完封はチームを勝利に導いただけでなく、連投となっていた勝ちパターンの中継ぎ投手陣を休ませることができたという点でも、大きな価値があります。床田も、中継ぎ陣のことは分かっていたと思うので、長い回を投げる意気込みを持ってマウンドに上がっていたと思います。
床田が投げるたびに頼もしい存在になってきましたね。
途中交代した走塁中に左太もも裏を痛めたとのことで、明日、病院で検査を受ける予定とのことで、軽症であることを願いたいです。一方の小園は1回の打席で右ふくらはぎに自打球を受けた影響から、大事を取って交代したとのことで、重症ではなく一安心ですね。