最近は過去の絵を見る機会が多くなっています。今回のは,クロッキー。1971年ですから,23歳の時のクロッキー。すいどーばた美術学院で,銅版画の基礎で遊んでいた頃です。学んでいたとは言えません(^o^;)。
モデルは少女に見えますが,20歳前後の女性で,10分きざみのポーズのうちのひとつです。
クロッキーは人体を短時間で描く,鉛筆のスケッチですが,この時は顔に注目して描いたようです。背景だけ,今回の投稿のため加工し,薄いグラデーションを入れました。
「画家になるはず」と確信していた頃の,夢の跡です。今はなんとか,絵を描く仕事で暮らしを立ててはいますが,あの頃の気持ちがすごく懐かしいこの頃です。