年子で生まれた下の女孫の為に、数十年振りに、雛飾りをしました。
こまごました付属品がありましたが、出したり仕舞ったりを考えると億劫なので。
最小限の雛飾りです。
このお雛様は、私が生まれた時に、父が購入した物で(月給3ヶ月分した)と
昔言ったのを、思い出しました。
父は上京し、私と人形町へ行き、赤い毛氈や雛壇、金屏風を買い揃えてくれました。
母は(この御人形がとても好きだった。明美を嫁がせた時と同じ位さびしい)と言いました。
夫の父から、5段飾りを頂きましたが、その後、古い家の4分の1サイズの家となり。
向かいの幼稚園に、5段飾りを欲しい人はいないか聞きましたが、
皆それを飾れる空間が無い、という事で、廃棄しました。
1番左の人形は、今は亡き仲人さんから、頂きました。
息子誕生の節句には、父と人形町へ出掛け、1番小さくて質の良い兜と緑の毛氈を買って貰いました。
亡き仲人さんからは、馬の人形。
これは、息子の仕事がうまく続きますようにと、今も毎日、飾られています。