(陰丸記)
駅の近くのマクドナルドが最近24時間営業になった。
朝の6時16分。マックの前の駐犬待ち公。横の窓の中では,
飼い主がモグモグ食べていました。
私も今度,犬のふうを連れて食べにいってみるかな。
駐犬は禁止ではないようだし……。
それと,今朝の家の前の広場です。八重ザクラの花を摘んでいる女性がいました。たぶん,桜湯とか和菓子用に塩漬けにするのでしょうね。
桜餅の葉っぱもこの八重ザクラのものでしょうか?
私も真似してみようかなぁー。
その八重ザクラの昨日の撮影の画像です。石神井公園ボート池のもの。
沈丁花
春になるといつも気分がしずむ
テレビでむかしの歌をうたっている
「あなた、死んでもいいですか」*
どきりとし そこだけあたまのおくにしみこみ
強制的なくりかえしが
とめられなくなる
「あなた、死んでもいいですか」
ぼくは 死んだほうがいい という感じになってくる
いっそうからだが重く
「早く死ね」
歌といっしょにつぶやく声もはじまる
妻が お薬 呑んだ? という
医者は 薬 かえてみようか という
けっきょく量をふやす
へとへとになって帰ると
庭に何年かまえに植えた沈丁花が
はじめてつぼみをつくっていて
かすかな
かおりを感じる
気分がゆるんでいる
歌が「あなた、かわりはないですか」にかわる
翌日いっきにひらいたきつい花のかおりが
閉じた家のなかにもかすかにはいってくる
かおりといっしょに薬だけは呑む
もうちょっと生きられるような気がする
今は かわりないよ
*阿久 悠作詞「北の宿から」
都はるみ歌
2003(H15)08・27
今朝の三宝寺池です。夜明けの太陽が昇ってきました。
もうサクラの撮影も今日でお終いです。
三宝寺池の中にあるお堂。とても静かな夜明けです。
風もほとんどありません。
氷川神社の方へ回ってみました。5時45分ですが,参拝者が一人ずつですが,途切れることなくやって来て,2拝2柏手1拝していきます。
私も真似をしましたが,他の参拝者と比べて柏手も控えめな音になります。
氷川神社の隅に小さな池がありました。どうもミニ水田のような雰囲気があります。
そこでサクラの花びらの下に沢山のおたまじゃくしを発見!
カメラを近づけると,泥けむりを立てて四方に散ってしまった。
神社でお神楽などが行われる講堂のサクラ。7時頃になると,この神社の人らしいのが,この裏側で,ピーヒャラ・ピーヒャラと長い縦笛を吹く練習を始めます。必ずこれは毎朝行われる習慣のようです。かなり遠くからも聞こえますが,ご近所は誰も文句を言わないみたい。今度,この演奏している光景を撮ってみよう。
上の右にいる狛犬のアップです。いい顔つきをしています。
これで今年のサクラの撮影は終わりです。たぶん。
昨日,黒鉄ヒロシの「人間区人体町」(河出書房新社,2001.02.20)という,書きおろしの初版本をヤフオフでゲットした。しかも,著者のカット・サイン入りである。
読後感想のハガキから帯まで完璧に揃っている美品なのだ。
興味をいだいた方は,今でもアマゾンで「人間区人体町」を購入できます。サインがなければ,手に入れやすい価格です。古本もありです。
内容(「MARC」データベースより)
眠り続ける男をめぐる驚天動地の大冒険! 精神が過去へ死者が未来へ。性器が天へ親子が地下へ、生誕から死滅までヒトの生涯が一冊に凝集された大問題作。巨匠黒鉄ヒロシによる驚異の書き下ろし人間喜劇マンガ。
という内容です。黒鉄さんのペンはまるで武蔵の水墨画のような切れ味,ピカソに匹敵するスピード感,哲学的なシモネタで溢れたコミックです。
加藤芳郎の「べんべん物語」と合わせて,私のシモネタコレクションの貴重な一冊となります。
画像をクリックすると,その本の見返しのサインも見ることができます。「ちょっとだけよーー」。