むかし、ある政治家が「この顔が嘘をつく顔の見えますか」と見栄を張った人が居ました。安倍内閣は「医療・介護の充実を図る」と一ヶ月前に公約しました。
ところが、選挙が終わった途端に医療・介護・生活保護予算を「消費税引き上げを先送りしたため、税収が厳しくなった」と言う理由で改悪する構えです。
税収が厳しくなったと良いながら、法人税率の引き下げは先送りせずに実施の予定です。軍事費も過去最高額に引き上げるとしています。
例えば、後期高齢者の医療費負担を2倍に。現役世代には入院食費の引き上げ、紹介状無しで大病院を受診する患者には定額負担を押し付ける。
介護では、特別養護老人ホームや小規模デイサービスなどの事業所に支払われる報酬を引き下げる、相部屋入所者からは部屋代を15,000円払わせる。などがあります。
また、生活保護基準も住宅補助や冬期加算の引き下げなど。年金生活者には支給年齢の引き上げ、向こう30年にわたり支給削減を続ける方針など生活を向上どころか貧困化を推し進めようとしています。
『医療・介護の充実を図る』は真っ赤なウソだったんです。あの顔が嘘をついて平気平座を決め込もうとしているのです。こんな事は許せません。
軍事費を削除し、法人税の引き下げを止めさせ、公約を守れ!の声を大きくしましょう。