貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

一年前と今と

2016年10月02日 12時51分41秒 | Weblog

中国では人口増を防ぐために一人っ子政策をとったことが有ります。
 日本では、数十年前から各家庭で一人っ子家庭が始まりました。その理由は、子供を大学まで行かせ高等教育を受けさせないと子供の将来が不安、高等教育を受けさせるには沢山の費用が掛かる。3人4人子供が居たら、親も子も貧乏生活をしなければならない。
 ならばと言うことで、一人っ子家庭が続々と誕生したのです。
 いまは、大学は出たけれど奨学金(高額ローン)の返済にも事欠き、「結構生活なんて夢のまた夢、子供なんてとても考えられない」のが現状ではないでしょうか。
 以下の記事は昨年の10月1日に投稿したものです。
【「結婚を機にママさん達が『一緒に子供を産みたい』という形で国家に貢献してくれればいいなと思う」「たくさん産んでください」。これは、安倍内閣の女房役を務める管官房長官が福山雅治さんと吹石一恵さんの結婚報道に対しての発言です。
 この発言、まづ第一に福山さんと吹石さんに謝って欲しいと思います。それは、二人が結婚したからと言って子供が生まれるとは限りませんし、何人産むかは二人の思いだから、他人がとやかく言うことではないのです。
 次が、「女性が輝ける・・・」と言いながら輝けるような状態を作っていないことと。安心して子供を産み育てる環境も作らず、派遣労働を押し付け男女が出会っても結婚する気になれないような将来に希望の持てない労働環境を推し進めていること。
 一人の赤ちゃんがが青年になるまで最低でも18年はかかることを忘れて長期子育てビジョンを持たないで国民任せをしていること。 
 また、安保法制により世界でアメリカと共に戦争をして、戦前のように使い捨ての兵士を作る考えがあるのではと思います。
 私は、「生めよ殖やせよ」という時代の最後に生まれた、10人兄弟の末弟です。戦前も食糧難のことは話としては聴いていますがあまり記憶がありませんが、食べる物がなくサツマイモはもちろん、その蔓までも、アカザという雑草も食べたことは憶えています。 サラリーマンの家でしたから、タケノコ生活と言って基金属はもちろん食べ物に換えられる物は何でも食べ物に換える生活でした。
 終戦前、終戦後、国民の生活向上の政策などはありませんでした。ですから、食べるのがやっとで高校などへの進学はもちろん、大学などは夢のまた夢でした。国策の「生めよ殖やせよ」の政策に載せられた揚げ句に貧乏人の子だくさんにさせられてしまったのです。 官房長官の「たくさん産んで国家に貢献して」などと聴くと貧乏人の子だくさんを思い出して、身震いがします。
 軍事拡大、戦争推進の政策を改め国民が健やかに生き、子育てできる世の中にしなければと思います。
 戦争法廃止の一点で結集して現政権を倒し、国民のための政権を打ち立てましょう。】 アベノミクスの果実?何処に有るんですか。有る場所を教えてください、そしたら取りに行きます。果実は軍事費に注ぎ込み、大資本の内部留保基金に注ぎ込み太らせ、庶民には雀の涙が乾くまで絞り取るつもりですね。こんな政治はもうイヤです、即刻止めさせましょう。