貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

TPPは審議未了に

2016年10月28日 21時20分06秒 | Weblog

 今日、28日は速記の日だそうです。
 日本で最初に速記文字を開発した田鎖綱紀(たくさりこうき)さんが1882年10月28日に速記法の講習会を開いたのを記念して定められたものだそうです。
 速記は議会や討論会・会議などの記録を取る手段として発達してきましたが、今では録音などでの記録が主流になったようです。
  日本の国会では1890年の第一回帝国議会からきちんと速記録が残されているそうです。
 現在でも衆議院・参議院の各委員会を始め本会議でも使用されています。
 国会の速記者は発言のみでなく、ヤジや発言者の態度・様子なども同時に書き留めているそうです。
 昨年の延長国会、参議院の安全保障法政委員会で自民党と公明党が強行採決しました。 そのときの速記録には「議場騒然、聴取不能」と記されていました。
 これでも、採択されたというのでしょうか。本会議に送られて、ここでも公聴会の意見を無視して強行採決されました。この様な「戦争法」(安保法政)は認めることはできません。
 今国会でも、自民公明がTPP承認問題で、強行採決をしようと自民党の委員が発言し辞任しました、山本農水大臣も強行採決発言問題で陳謝しました。
 アメリカの大統領候補もTPPには反対を表明しています。なのに何故、強行採決しなければならないのでしょうか。
 黒塗りの資料で、国家議員の大多数が中身もよく知らず、私たち国民には「良く理解してもらう」などと言いながら『議場騒然』『聴取不能』の採決などもっての他です。
 数の力で暴走を続ける安倍自民党内閣を許さないと私たちの声を大きくして、審議未了に追い込みましょう。