昨日の10時頃、出かけようとして玄関を出ると、すぐ前を70歳前後のご夫婦らしきお二人が通りかかりました。旦那さんらしき人は肩から袈裟懸けにペットボトルでも入っていそうなウエストポーチを掛け、奥様らしき人は手ぶらで、後ろに手を組んで歩いてきました。
お二人は、認知症の奥様と散歩をしている仲の良いご夫婦のように見えました。私が認知症になったら我妻は一緒に散歩してくれるでしょうか。
いま安倍首相は、介護職員お給料も介護士も増やす増やすとのかけ声だけで、財政難を理由に福祉予算を削りに削り、在宅介護を推進させ、その上に介護に必要な車いすや自動ベットなどの器具を全額患者負担にしようと国会に法改悪を提出しています。
こんな事をされたら、少しばかりの蓄えなどはたちどころに無くなって、年金だけでは生活できない今、旦那さんは老体にむち打って働きに出なければならなくなります。そしたら、このご夫婦のように散歩などする時間は夢のまた夢になってしまいます。
こんな悲しい老後はしたく有りません。スーダンから自衛隊を撤退させ、軍事費を削減して健保9条を生かした外交で平和で国民が楽しく暮らせる世の中にしたいものですね。