『強行採決』発言、山本農水大臣。『土人』『しな人』大阪機動隊の下級隊員。
どちらの発言も内部では日常的に使われている言葉だと思います。
たとえば、昨年の安保法制強行採決でも、強行される数週間前に『強行採決だ』『強行採決以外にない』なども意見が委員会や自民党や公明党内部で日常的に声高に話し合われた結果だと思います。
大臣が国民からの追究に答え切れづに、遂に口からこぼれ失言となったのでは無いでしょうか。もともと真っ黒くろすけの資料で、採択に持ち込もうとの計画に無理があったのです。
一方、基地建設反対の抗議行動に参加した人たちに『ボケ、土人が』などと口汚い言葉を投げかけた下級機動隊員達の背景には、隊内はもちろん、幹部教育の中でこれに近いかもっと激しい言葉が教えられていたのではにでしょうか。たとえば、犯人とおぼしき人のことを『ホシ』など、いろいろの隠語を使っているようにです。ヘイトスピーチでも在得会の人たちが朝鮮や中国の人たちのことを『***死ね』などの差別言葉を使っているように。
私たち人間同士なのですから、けんか別れのための発言や差別発言を厳に慎み、話し合いの世の中を作りたいものです。