新人社員が過労死した大手広告会社『電通』。2013年には男性社員が過労死しています。
この『電通』に厚労省は安心して働くことの出来る企業として認定し「新くるみんまーく」と呼ばれる認定マークを使用させていたそうです。しかも、「仕事と生活の調和推進モデル事業」「日本を代表する企業10社」にも選び、労働時間の短縮のリーダー役まで委託していたそうです。
認定基準には*所定外労働の削減。*有休取得*法令に反する重大な事実が無いなどを上げています。
しかし、『電通』は14~15年にかけて『違法な長時間労働があった』として労基署から是正勧告を受けていたそうです。しかも、パワハラも有ったと言われています。
『電通』はホームページで「電通の基本思想は、『人が最大の財産』で有る」。「社員一人一人が心身の健康を保ち、働きやすい環境を実現するための活動を行っています」と。 『電通』は自社の標語とは真逆の長時間労働とパワハラで労働者をこき使い、死に追いやるのがモットウーだったのでしょう。
それを知りながら、ろくに調査もしないで「新くるみんまーく」を与えていたことは安倍内閣の責任は重大です。
安倍内閣になってから、TPPにしろ、南スーダンにしろ、働かせ改革にしろ、何一つとして信用することが出ません。早いとこ止めさせなければ。