N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 深夜編その2

2010-06-07 12:38:23 | 日記
物を食べる速さ、これが早いのか遅いのかで
お互いメリット、デメリットの双方が見て取れる
早い場合、やはりこの「タイムイズマネー」時代では早い方が良い
例えば平均食事時間が15分と30分の2種類を比べ
1日3食を食べているとする、そうすると1日で45分差が出る
それを10年分計算してみると45分×3650=164250分=2737.5時間=114.0625日
恐ろしい結果だ
1食に要する時間が15分早いだけで10年で3ヶ月余りただ食べているだけの時間と
食後何でもできる時間という差が産まれる
114日といえば、何ができる?と考えてみるとた大抵の事は何でもできそうなほど
膨大な時間に思える
これを考えると食べる速さが早い方が圧倒的に有利に思われる
こと、現代社会に生きる我々にとって
さて、デメリットを見てみると
そもそも食べる速さが早いのは何故かという根本的な原因を鑑みると
やはり「噛む回数が少ないから」というのがベスト1に輝いていると思う
今から2000年ほど前―
弥生時代の人間は食事する時の1食辺りの平均かみかみ数は約4000回
現代は700回程度、実に1/6になっているといわれている
それが何か問題でもあるのかと思われるが
それのせいで肥満、虫歯、歯周病、口臭などの原因になる、といわれている
加工食品などの人間がかなり手を加え食べやすくなった柔らかい物と
2000年前など容易に想像できる恐らく尋常でなく食べづらい食物をひたすら
かみかみしている様子が伺える
1回の食事で自分が何回かみかみしているかなど数えるのはなかなか厳しい
特に意識して普段自然状態のかみかみ数を数えるのもなかなか難しいものだ
なので人に見てもらうのが一番良いのだが
昔一度計ってもらったところ、俺の1度のかみ回数はスパゲティで30回以上をマークしていた
何を食べていたのか覚えてないが100回以上を記録した事もあった
何故そこまで回数が増えるのかというのは、それほど細かくしないと
俺の喉は受け付けてくれないから、というものが一番の原因なのだが
結局何が言いたいの?という事なのだが
俺は食べる速度を速めることができないのです、ごめんなさい
そんなに責めないで

意味も分からず心の中で一人解説、懺悔していると
風が強くなってきたのか?と思い窓の外を見てみるとやってきた、雨が
俺が今ここにいる主原因となっている雨雲様がやってきました
現在約2時を回っている
ゆうじろうはドッペルタカに
「今日泊まってくの?」
という問いを投げかけていたが
「帰る帰る帰る」
と即答していた
なにやら聞いていると自分の家の布団でしか寝れないらしい
ガキか
そうこうしているうちに皆が次第にさり気なく「眠い」コールを始める
俺は続けようが止めようが何でもいい
3時を回ると流石にきついらしくドッペルタカの口から
「もう帰るわ」
という言葉が出てきたのだが、俺は別に見送らなかった
ゆうじろうは鍵を閉めるのもあり見送っていたようだが
この辺りは適当で良い
それは薄情じゃないかと思われるかもしれないが
この2人の性格は「適当」という言葉がお似合いというかもう言動に滲み出ている
人の話も聞いているのか聞いていないのか分からないし
そもそも話が伝わってないし
人が喋ってる話題無視で行き成り別の事を話し始めるし
ギャンブルあかん、止めるとか言っているわりに2人ともずっと止めないし
給料日の数日後に金欠(パチンコのせいで)になる事なんて日常茶飯事だし
だから口癖が「今金ない」だし
基本的に2人でパチンコの話しか聞いていないし
何かしら1つの事に集中できないし
麻雀しているのに携帯でゲームし始めるし
適当な人間は適当に対応しないと疲れるだけだ
俺はそれをここで学んだ
というか麻雀をする時は99.89%この2人のどちらかが立案しているのに
携帯ゲームをするなんてあまりにも酷すぎるとは思わないか?
俺なんて片道40分かけて原付で行っているんだぜ、まったく
実はこの2人と、とある俺の友達抜きで(つまり3人で)会うのは初めてなのだ
だが、こんなに疲れるとは思わなかった
まともに相手をしているとこっちがおかしくなりそうだ
実際、俺の中ではこの2人はついでに居るぐらいが丁度よかったのかもしれない
だがまあこうして遊んでいるのでそんなことを表に出すわけにも行かないし
別につまらないというわけでもないのだけども

このドッペルタカというのがゆうじろうを超える超神性バカで
「桃太郎電鉄」というボードゲームがあるのだが、それをやっている時に見てしまったのだ
小学生でもできるような親切さ+簡単さなのだが(深いところまで見ればそうではないが)

少し内容を書こう
簡単に書くとお金を稼ぐゲーム
自分が社長になり日本全国(ゲームによってはアメリカ、中部だけなどもあるが)
を主にサイコロを振り回り「物件」という各地に点在している会社を購入する
その会社には収益というものがあり、例えば
「1000万円の収益100%」の場合、購入時に1000万円を払い購入
毎年3月に訪れる「決算」という月に収益分(上記物件の場合1000万円)が貰える
そうやってお金を稼いでいく
青マス(お金が貰えるマス)、赤マス(お金が減るマス)、黄マス(カードが貰えるマス)
などがあり、カードを使い、邪魔をしたり自分を有利に進めたりできる
毎回目的地というものがあり、そこにいくと大量のお金が貰える
目的地に着くと新しい目的地をルーレットで決める
そしてまたそこにいくというのが基本ルールだ
そして目的地に誰かが入った時に一番遠い人に貧乏神が取り憑く
その名の通りそいつは悪い事ばかりしてくるお邪魔キャラだ
とまあこれだけ喋れば何となくはお分かりいただけるだろう

目的地というのは常時どっちに行けば最短で行けるか矢印が出ているのだが
事あるごとに「どっちにいけばいい?」とか聞いてくるし
次のマスが青、赤、黄、物件マスというのも矢印で表示されているのに
何故か赤マスに突貫して借金になる
赤マスに入ってから「ああ!?最悪や」とか言い出す始末
というか矢印じゃなくても見たら分かるだろ
俺は思ったね、こいつの脳内だけは例え1000年先のスーパーコンピュータを使ったとしても
理解、解析、再現する事はできないと
そして、こいつと桃太郎電鉄をしたいと思う事はもう二度とないと
勝ちが見えている勝負なんて俺には興味が無いのでね

THE HOLIDAY OF LAST WEEK 「SUNDAY」 深夜編その1

2010-06-07 12:38:13 | 日記
「ロン」
「ツモ」
「流局か、テンパイ、ノーテン、テンパイ」
様々なバリエーションを叩き出しながら3人の点数が上昇、下降する
友達同士でやる麻雀というものは俺の中では友達と一緒にするゲームと同じで
その人物とのコミュニケーションの一環だ
それ自体をやりたいわけではなくそれを通して人との関係を深める為にする
もちろん楽しくなければそれは論外なわけで
1つの事だけの為にそれをしているわけではない
何をするにしても様々な思いが錯綜するものだ
「どんどんどんどんどん・・・・」
誰かが階段を上がってくる
「ガチャ」
唐突にあけられたドアからゆうじろうのお父さんが顔を出した
「なんや、麻雀やっとるんか
ほら、これ」
と言いながらワシャワシャと音を立てている半透明のビニール袋を
どすんと床に無造作に置く
遠めでも分かる、コーラと何かのペットボトルが6本ぐらい入っている
言葉に出して感謝の気持ちを述べるのは恥ずかしいので心の中でお礼を言っておいた
これは回りに友達が居るからであって2人きりならちゃんと言うぞ、俺は
「おお」
という、ゆうじろうの生返事を聞き終わる前に
そのまま部屋を出て行くのかと思いきや、入ってきてみんなの牌を観察する
「これはこれがまだあれやな」
と、俺の正面に居るドッペルタカの牌を見てなにやら助言めいた事を言っている
どうやらこの人も麻雀ができるそうだ
ゆうじろう曰く「やばい」らしい
少し説明が短すぎるだろう、が、どう「やばい」のかは分かるので突っ込まないでおく
そうすると直ぐに部屋を出て行った

「コーラ」、俺が飲めない飲み物ベスト10には確実にランクインしている
ちなみに「コーラ」が嫌いな訳ではない
そう、これは「嫌いな飲み物ベスト10」ではなく「飲めない飲み物ベスト10」なのだ
問題は味ではない、炭酸が好きな人が想像してもあまり良いものではないが
わざと全力で振りまくり炭酸の抜けた「コーラ」は飲んだことがある、別に嫌いではなかった
ただ甘いだけの薬物水という印象はあったが
俺は炭酸が飲めない
最近自動販売機に「カルピスソーダ」が蔓延している
これは非常に度し難い傾向で、非炭酸派撲滅団体の活動が活発化しているのか?
「カルピス」は普通においしいのに「カルピスソーダ」はそれ以前の問題だ
そもそも「カルピス」に炭酸を混ぜる必要があるのか?
ちょっと「カルピス」より「カルピスソーダ」を飲みたい人に意見を聞きたい、凄い聞きたい
ファンタ系とコーラとかはまだ分かる
最初から炭酸込みでの飲み物だからだ
そうでなければただのフルーツジュースだからな、無果汁だけど
俺にはどう考えても理解ができない、炭酸のどこに魅力を感じるのだろうか
俺にとっては「非常に喉にストレスを与える痛い飲み物」としか感じ取れない
あとゲップが壮大に出るのが嫌なのだ
あの炭酸ゲップは、抑えると鼻が死んでしまいそうになるぐらいの激痛が襲う
だがなんの抑止力もかけずにゲップをするなど俺のポリシーにそぐわない

―あれは今でも覚えている
小学5年生の時、何か町会行事のようなもので遊園地に行ったのだ
同じ団の同学年の小学生5人と大人3人ぐらいで
その遊園地がどこだったかは覚えていないし
そこで何をしたのかも全く記憶に無い
じゃあなぜ覚えているのかというと
「キリンレモン」という飲み物を知らない人はあまり居ないだろうが
大人が小学生全員にそれを無料で手渡したのだ、もちろん好意で
俺は炭酸が飲めない事はこの時点で分かっていたのだが受け取らないのも気が引けたので
それを受け取り蓋を開け、飲む
喉が・・・痛い
が、我慢してちょびちょび飲む
皆が飲み終わった頃に俺はまだ1/10程度しか進んでいなかった
(早くこれを飲み終わらないとみんなに迷惑をかけてしまう)
と思った俺はできるかぎりの一気飲みをして一瞬で残り半分まで、来た
だが、そこで来たものは唐突な嘔吐感だった
急いで草陰に走りこみ、対処する
この出来事はトラウマと言うほどにはなっていないのだが
炭酸に良いイメージが湧かなくなったのは事実だ―

もう一種類の飲み物は緑茶だったので、俺は快くそれを頂いた
いやぁ、日本人はなんて素晴らしいものを産んだのだ
としみじみ思ったね、俺は
下らないものも産みだしてるけどな

更に暫くすると今度は下から
「ゆうちゃん、ゆうちゃん」
という母親らしき人の声が聞こえてきて
「なに?」と言いながらゆうじろうは階下へ
直ぐに戻ってきた手には、白い平べったい大き目の皿に
ドーナッツが6つほど乗っていた
流石にそこまで気を回されてしまうと少し申し訳ないな
「これ、食べてって」
と、言いつつゆうじろうは俺と自分の間に皿を置く
なぜかと言うとドッペルタカが
「こんな時間にドーナッツとかやばいやろ
いらんいらん」
と言ったからだ
時計を見ると1時半を回っている
「絶対太るで」
まあ確かに、と俺は思いつつ
既に俺の脳内はどれを食べようかという思考回路で、埋め尽くされていた
皿に乗せられているのは
「ポン・デ・リング」
「エンゼルフレンチ」
「ハニーディップ」
「オールドファッション」
「ハニーチュロ」
「ハニー」
だ、興味のある方はミスタードーナッツの公式HPで確認してほしい
「http://www.misterdonut.jp/m_menu/donut/index.html」
オールドファッションは久しく食べてないので少し気になる
が、そうこうしているうちに「オールドファッション」をゆうじろうに持っていかれてしまった
(このままだと俺の主導権は露と消える)
という焦燥感を覚えた俺はとにかく手を出す
ここは手堅く「ハニー」でいくしかない
少しサクサクしている生地が絶妙な歯ごたえ、甘すぎることも無く、手堅い人気商品だ
ゆうじろうは次にポン・デ・リングを取る
ならば、と俺はハニーティップを掴む
こちらも甘さ控えめだがふわふわしている生地が、多少のもちもち感をも演出し
先ほどとは違うハニーさを演出している
残るは「ハニーチュロ」と「エンゼルフレンチ」
どうみてもボリュームがある方はエンゼルフレンチだ
だが、悲しい事に食べるスピードが違いすぎる
先ほどから同時に食べているように書いているが、実は周回遅れしている
ゆうじろうは最後に「エンゼルフレンチ」を掻っ攫っていき
俺は残された「ハニーチュロ」なる美味しいけどどことなく量が物足りないこれを食す
おい、俺ハニーと名のつくものしか食って無いんじゃないか・・・?