不毛な戦いは始めたすぐは面白いかもしれないが
直ぐに飽きがきてしまうという欠点がある為に持続性はほぼ皆無である
後にこの戦は「炎の戦い(えんのたたかい、2010年3月29日勃発)」と呼ばれ3秒で忘れられるだろう
とりあえずやることが無くなったのだが、まだ時間は1時間ほど空いているらしい
デパートを出ると、なんと目の前でクレープ屋が繁盛しているのかしていないのか微妙な賑わいで佇んでいた
クレープとは世界三大洋菓子(自己リスト)の1つで自分で毎回味を決めれるのがまずポイント1
そしてあのクレープ生地、あれが好きだ
これは声を大にして言ってもいい、俺は君が好きだ、大好きだ!
ふむ、これはなかなか我ながら恥ずかしいな
そして俺はクレープに生クリームが入ってないものは野菜系しか認めていない
カスタードクリームやチョコレートソースと一緒に生クリームが無いと蕁麻疹が出る
というわけではないがそれぐらいクレープ=生クリーム派なのだ
俺が見る限りクレープ屋のクレープは30種ぐらいが大体相場で
ここも30種類ぐらいが置いてある
いつもあまり見ないのはつぶあんカスタードとかいうやつが少し気になった
別にご当地メニューって分けではないのだが、ふむ、なかなかどうして
却下だな、あずき生クリームが無い時点で良く分からない、あれよ
そうこうしていると先に村正が「自分の財布」を持ち出して窓口に駆け寄る
まだ「クレープを食べよう」という雰囲気になっていない中、一人先陣を切ってその空気を一掃
「生クリームカスタードチョコ下さい」
と、大見得を切って言う
「450円になります」
という店員の声が返ってきてもう一人の店員に「生クリームカスタードチョコ」と伝える
なかなかの目の付け所だな、趣味が合いそうだ
俺もそれにしようかなともう一度メニューを覗くと更にワンランク上のものを発見
「生クリームカスタードチョコバナナ」というこの店一番のロングネーム商品を発見
そして最高額の500円を叩き出している
クレープを買うのにお金のことに躊躇するなど
砂漠を歩いている時、目の前のオアシスを素通りするぐらいありえない事象だ
「じゃあ俺、生クリームカスタードチョコバナナください」
と横から顔を出し店員さんに伝える
「500円になります」
と、店員さんが伝える前にいつのまにか俺の下に居た青菜が
「あおちゃんも同じのがいい」
と言い出した
ちなみに青菜は一人称を「あおちゃん」と呼んでいる
この言い方では俺のほうと同じのにするという意味と捕らえて店員さんは
「生クリームカスタードチョコバナナですか?」と言うと
「ちがう、むーくんと同じやつ」
ちなみに青菜は村正を「むーくん」と呼んでいる
と言うとなにやら少し店員さんの様子がおかしくなってきた
「えっと、生クリームカスタードチョコバナナ1つと生クリームカスタードチョコ2つかな?」
と言い終わる前に更に後ろから花美が
「レアチーズください」
と言う声が聞こえてきた
暫く店員さんの沈黙の時間が続き
「えっと…
生クリームカスタードチョコバナナ1つと
生クリームカスタードチョコ2つと
レアチーズ1つでいいですか?」
と言ってきたのでそれでいいと返事をする
村正と俺は自腹で青菜と花美は母親払い
というか3歳の女の子がレアチーズだけって渋いぞ
と思いつつ村正に少し尋問をしてみた
「自分で金払うんか」
「うん」
「今お金どれぐらいあるん?」
「えーっと、1万円ぐらい」
(な…なにーーーーー)
小学3年生のくせに財布に1万円が入っているなんて生意気だな
と思っていると
「お年玉で1万5000円貰った」
らしい、なるほど
俺が小学3年生の時に貰ったお年玉などいちいち覚えてないが
というか小学校高学年になる頃には既にお年玉などというものは配当されなくなっていたのを思い出した、
悔しくなんか無いさ、俺はそれに対して別に何も思わなかったしな!
この世の中は金で動いているけど、金があるほうが幸せなんて俺は思わない
何故そう言い切れるかなんて、今の自分を見れば分かる事だ
金を持っていることに幸せを感じない、幸せを感じる時はいつだ?
それは自分だけ分かれば良い、他人の幸せの価値なんて永遠に共有できないさ
同じタイプの人なら共有できるとは思うけど
そう悲観する事でもないだろうとは思う
皆それぞれ生きていける事だし、究極論を言えば幸せなんて無くても生きていける
あるほうが良いと言う事は絶対なのだけど
と言うことで俺の生クリームカスタードチョコバナナが到着したようだ
今にも生地から中身が飛び出そうなボリューム
これは俺の腹を満足させるに十分足る
一口
うむ、絶品だ、クレープはどのクレープでも絶品であらなければならない使命を課せられている
俺は自分でクレープを作ったことはあるのだが自宅のフライパンでは小さい生地しかできない
ところで、クレープ焼き機っていくらするんだ?
直ぐに飽きがきてしまうという欠点がある為に持続性はほぼ皆無である
後にこの戦は「炎の戦い(えんのたたかい、2010年3月29日勃発)」と呼ばれ3秒で忘れられるだろう
とりあえずやることが無くなったのだが、まだ時間は1時間ほど空いているらしい
デパートを出ると、なんと目の前でクレープ屋が繁盛しているのかしていないのか微妙な賑わいで佇んでいた
クレープとは世界三大洋菓子(自己リスト)の1つで自分で毎回味を決めれるのがまずポイント1
そしてあのクレープ生地、あれが好きだ
これは声を大にして言ってもいい、俺は君が好きだ、大好きだ!
ふむ、これはなかなか我ながら恥ずかしいな
そして俺はクレープに生クリームが入ってないものは野菜系しか認めていない
カスタードクリームやチョコレートソースと一緒に生クリームが無いと蕁麻疹が出る
というわけではないがそれぐらいクレープ=生クリーム派なのだ
俺が見る限りクレープ屋のクレープは30種ぐらいが大体相場で
ここも30種類ぐらいが置いてある
いつもあまり見ないのはつぶあんカスタードとかいうやつが少し気になった
別にご当地メニューって分けではないのだが、ふむ、なかなかどうして
却下だな、あずき生クリームが無い時点で良く分からない、あれよ
そうこうしていると先に村正が「自分の財布」を持ち出して窓口に駆け寄る
まだ「クレープを食べよう」という雰囲気になっていない中、一人先陣を切ってその空気を一掃
「生クリームカスタードチョコ下さい」
と、大見得を切って言う
「450円になります」
という店員の声が返ってきてもう一人の店員に「生クリームカスタードチョコ」と伝える
なかなかの目の付け所だな、趣味が合いそうだ
俺もそれにしようかなともう一度メニューを覗くと更にワンランク上のものを発見
「生クリームカスタードチョコバナナ」というこの店一番のロングネーム商品を発見
そして最高額の500円を叩き出している
クレープを買うのにお金のことに躊躇するなど
砂漠を歩いている時、目の前のオアシスを素通りするぐらいありえない事象だ
「じゃあ俺、生クリームカスタードチョコバナナください」
と横から顔を出し店員さんに伝える
「500円になります」
と、店員さんが伝える前にいつのまにか俺の下に居た青菜が
「あおちゃんも同じのがいい」
と言い出した
ちなみに青菜は一人称を「あおちゃん」と呼んでいる
この言い方では俺のほうと同じのにするという意味と捕らえて店員さんは
「生クリームカスタードチョコバナナですか?」と言うと
「ちがう、むーくんと同じやつ」
ちなみに青菜は村正を「むーくん」と呼んでいる
と言うとなにやら少し店員さんの様子がおかしくなってきた
「えっと、生クリームカスタードチョコバナナ1つと生クリームカスタードチョコ2つかな?」
と言い終わる前に更に後ろから花美が
「レアチーズください」
と言う声が聞こえてきた
暫く店員さんの沈黙の時間が続き
「えっと…
生クリームカスタードチョコバナナ1つと
生クリームカスタードチョコ2つと
レアチーズ1つでいいですか?」
と言ってきたのでそれでいいと返事をする
村正と俺は自腹で青菜と花美は母親払い
というか3歳の女の子がレアチーズだけって渋いぞ
と思いつつ村正に少し尋問をしてみた
「自分で金払うんか」
「うん」
「今お金どれぐらいあるん?」
「えーっと、1万円ぐらい」
(な…なにーーーーー)
小学3年生のくせに財布に1万円が入っているなんて生意気だな
と思っていると
「お年玉で1万5000円貰った」
らしい、なるほど
俺が小学3年生の時に貰ったお年玉などいちいち覚えてないが
というか小学校高学年になる頃には既にお年玉などというものは配当されなくなっていたのを思い出した、
悔しくなんか無いさ、俺はそれに対して別に何も思わなかったしな!
この世の中は金で動いているけど、金があるほうが幸せなんて俺は思わない
何故そう言い切れるかなんて、今の自分を見れば分かる事だ
金を持っていることに幸せを感じない、幸せを感じる時はいつだ?
それは自分だけ分かれば良い、他人の幸せの価値なんて永遠に共有できないさ
同じタイプの人なら共有できるとは思うけど
そう悲観する事でもないだろうとは思う
皆それぞれ生きていける事だし、究極論を言えば幸せなんて無くても生きていける
あるほうが良いと言う事は絶対なのだけど
と言うことで俺の生クリームカスタードチョコバナナが到着したようだ
今にも生地から中身が飛び出そうなボリューム
これは俺の腹を満足させるに十分足る
一口
うむ、絶品だ、クレープはどのクレープでも絶品であらなければならない使命を課せられている
俺は自分でクレープを作ったことはあるのだが自宅のフライパンでは小さい生地しかできない
ところで、クレープ焼き機っていくらするんだ?