釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月2日 海に出る前に

2015年11月02日 | 日記
朝の海は、まだ少しウネリが残っていた。

雨も降っていたこともあって、出船に踏ん切りが着かなかった。

一旦自宅に帰り、インターネットで再度天気予報を確認。

西風で波は1メートル。

充分に船は出せる。

しかし、前から「やろう、やろう」と思っていたことがあった。

船のGPSに、魚礁や沈み瀬の座標を入力する作業。



船を出したい気持ちを抑えて、今日はその作業をすることにした。

海に出れば、必ず必要になるポイントだ。

油津沖、大島沖、鳥島沖、築島沖、そして都井岬沖、鵜戸さん沖と沢山入力するポイントがある。

水深も、40メートルあたりから、150メートルまでと幅がある。

船先輩のOさんにも、いろいろと教えて貰いながら、入力を進める。

お客様のSさんも来られて、船の上で3人で暫く話が弾む。

「この瀬を流したら面白いでしょうね」

「大物が潜んでいそうだね」

一覧表を見ながら、話が弾む。

ある魚礁などは、700メートルの長さと300メートル近い幅の中に、沢山の魚礁が作られている。

この中を流すだけでも、1日では流しきれないのではないかと思ってしまう。

都井岬の西側になる荒崎方面については、又近い内に入力することにした。

船仲間のSさんからも連絡かが来た。

「今から出ますか」

「いや、今日はGPSの入力作業をします」

「鰺や鯖などのベイトがだいぶ戻ってきたみたいで、鰤が当たっているみたいですよ」

「そうらしいですね。明日、お客様を案内するつもりです」

「釣れると良いですね」

「そうですね。釣って欲しいですね」



空は、雨雲に覆われてはいるが、時折薄日は差している。

船仲間のUさんも「今から行って来ます」と、船を出す前に声掛けに来てくれた。

鰺や鯖などが動き出せば、少しずつ調子も上がってくる筈。

明日の出船に期待しよう。