「外は雨が降ってるね」
「そうやね。天気予報通りか…」
今日のお客様は、昨夜の天気予報で日延べする事になった。
船のO先輩に朝早く電話したら「雨が降っているから家にいる」との返事だった。
吾田ではそんなに強く感じない雨だったが、油津ではそれなりの強さで降っていた。
船着け場に行く途中、梅ヶ浜を回って見た。
その時点では、波はそんなに無い様に感じた。
船着け場に行くとO先輩が先に来られていた。
「どんげすっか悩んじょる。」
「今から出ますか」
「風がな。少し強くなっちょるやろ」
確かに話をしている最中に、南西の風が強く吹く様になってきた。
「出ても、風が強いければ釣りにならんしな」
「鯛ラバで、裸バエ辺りなら良いどかいな」
「イカも釣れだしたみたいですよ」
「俺は、イカ釣りを余りしたことが無いもんな」
立ち話をしている最中にも、南西の風が強く吹いてくる。
「今日は、止めちょこうかな」
釣り仲間のY君からも電話が来た。
「時間が出来たもんで、釣りに行こうかなと思っています」
「今、船の傍にいるけど南西の風が時折強く吹いてきてるよ」
「O先輩と二人でどうするか悩んでる」
「そんなら、私の船は小さいし今日は止めときます」
O先輩が帰られた後、梅ヶ浜に行ってみた。
やっぱり、南西の風が海上では強く吹いていた。
地の浜瀬アタリにいる船は、大きく揺れているのが見える。
赤灯台にも行ってみた。
港内に向かって、白波が立つほどの風が吹いていた。
「やっぱり今日はダメか…日替わりか…」
今の波と風の状態を確認し、もう一度船着け場に行ってみる。
車を止めたら、久し振りの光景を目にした。
昔、よく見ていた「弁甲流し」だ。
懐かしいな、そうか今日は堀川祭りの日だ。
昔は岸に繋いであった弁甲材に飛び乗って遊んでは、怒られた記憶がチョット蘇った。
「今日は、帰って明日に備えよう」
「そうやね。天気予報通りか…」
今日のお客様は、昨夜の天気予報で日延べする事になった。
船のO先輩に朝早く電話したら「雨が降っているから家にいる」との返事だった。
吾田ではそんなに強く感じない雨だったが、油津ではそれなりの強さで降っていた。
船着け場に行く途中、梅ヶ浜を回って見た。
その時点では、波はそんなに無い様に感じた。
船着け場に行くとO先輩が先に来られていた。
「どんげすっか悩んじょる。」
「今から出ますか」
「風がな。少し強くなっちょるやろ」
確かに話をしている最中に、南西の風が強く吹く様になってきた。
「出ても、風が強いければ釣りにならんしな」
「鯛ラバで、裸バエ辺りなら良いどかいな」
「イカも釣れだしたみたいですよ」
「俺は、イカ釣りを余りしたことが無いもんな」
立ち話をしている最中にも、南西の風が強く吹いてくる。
「今日は、止めちょこうかな」
釣り仲間のY君からも電話が来た。
「時間が出来たもんで、釣りに行こうかなと思っています」
「今、船の傍にいるけど南西の風が時折強く吹いてきてるよ」
「O先輩と二人でどうするか悩んでる」
「そんなら、私の船は小さいし今日は止めときます」
O先輩が帰られた後、梅ヶ浜に行ってみた。
やっぱり、南西の風が海上では強く吹いていた。
地の浜瀬アタリにいる船は、大きく揺れているのが見える。
赤灯台にも行ってみた。
港内に向かって、白波が立つほどの風が吹いていた。
「やっぱり今日はダメか…日替わりか…」
今の波と風の状態を確認し、もう一度船着け場に行ってみる。
車を止めたら、久し振りの光景を目にした。
昔、よく見ていた「弁甲流し」だ。
懐かしいな、そうか今日は堀川祭りの日だ。
昔は岸に繋いであった弁甲材に飛び乗って遊んでは、怒られた記憶がチョット蘇った。
「今日は、帰って明日に備えよう」