釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月13日 主役はボクだよ

2019年01月13日 | 日記


早朝の海上は、少し波立っていた。

北東の風が、吹いている影響なのだろう。

それでも、水平線の雲間から昇る朝日は、綺麗だった。



激シブの釣りになった。

春口さん、春口さんの可愛い息子さんのらいく君、藤嵜さんの今年の初釣り。

 

「来た!追い掛けてくる」

「乗れ!乗れ!」

竿先に明らかに、アタリが来ている。

竿先が伸されていくが…。

途中で、アタリの気配が消えていく。

「乗った!」

アワセを入れるが、口にしっかりと掛かっていない様子で、直ぐに外れる。

「困ったモノだ…」

らいく君から、お父さんに注文が来た。

「早くお魚がみたいな」

これは厳しい注文かな。

でも、今日の主役はらいく君なのだ。

春口さんも、息子さんとの釣りを楽しみにされていた。



お父さんが、可愛い息子さんに釣りの指導。

らいく君も、竿とリールの扱いに慣れ親しんで居る様子。

横で見ている藤嵜さんも、笑顔で応援している。



ベイトの中に仕掛けを落とし込んでいた、藤嵜さんが小鰺を釣り上げた。



ベイトの正体は、15センチ位の鰺の様だ。

「これなら、青物が付いていても良いと思うのだけど…」

ジグでしゃくっても、何のアタリも出てこない。

南に出ている仲間に、連絡してみた。

「潮が動いていませんね」

「上潮は上っているように見えますが、下潮は全然動いていませんね」

北に出ている仲間も、同じ事を言っている。

仕掛けを入れると、ラインが北方向に出ていくが、巻き上げ始めるとラインが真下に来る。

下潮の動きが悪い上に、下り気味になっているような感じを覚える。


潮の動きが悪い中でも、何とか釣果を上げたい。



春口さんが、アタリを捕らえた。

「らいく君、アタリが来たよ」

主役に伝える。



レンコダイが、上がってきた。

「鯛が釣れたね」と、らいく君が大喜びしている。

この潮では、らいく君は釣りづらいだろうと、浅場のロックフィッシュに切り替える。



お父さんの竿を手にして、頑張ってしゃくっている。

ジギング竿の扱いも、様になっている。

春口さんにアカハタが来た。

そのアカハタを、らいく君に持たせて記念写真。



魚を持つ姿も、様になっている。



クーラーの中の魚も、しっかりと確認している。

お父さんも、藤嵜さんも笑顔だ。


港に帰ると、船仲間の関屋さんも帰ってきていた。

「ニベと真鯛が来たよ」

釣果を手にして、見せてくれた。





らいく君が「うわーっ、でっかいね」と、驚いている。

その可愛い姿に、お父さんの春口さんも思わず笑顔になる。

船着き場でも、主役のらいく君だった。