釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月25日 最近、感じている事

2019年01月25日 | 日記
私の仲間達の釣果も含めて、感じている事がある。

1,真鯛の釣果が、上がってこない。

2,アタリは有るが、途中での針はずれが多い。

3,根魚のヒット率が、下がっている。

この三つについて、少々不安でもある。


また、潮が動かないと言う現象も、気になっている。


1月から2月に掛けては、水温が下がる時期でもある。

鯛ラバや、ジグが冷たく感じるのも、この時期でもある。

この水温が下がる現象が、釣果に大きく影響しているのはハッキリしている。

海面水温が18度前後の時、水深50メートルの海底付近ではもっと下がっているはず。

このことを考えれば、食い渋りも理解できるし、真鯛の活性が上がってこないことも理解できる気はする。

1月に入って、釣れた真鯛の卵や白子の様子を聞くと、40センチクラスの真鯛でも、充分な卵を抱えている。

「卵を持っていました」

と言う報告を良く聞く。

お腹に卵を持っている状況から考えて、もう少し真鯛の食いが上がってきても良いのではないか、と思うのだが…。

私の船仲間に、真鯛を良く釣ってくる仲間がいる。

その仲間ですらも「今日は渋かったね。外れてばかりだった」と、愚痴る事が多い。

潮が動かず、水温が下がれば、これらのことは幾分納得が行く気がする。




では、魚が食べているものから、仕掛けを何とか工夫できないだろうか。

最近の真鯛や根魚等の口から出てくるのは、小さいタコやカニ、伊勢エビの赤ちゃん等が多い。

タコは、タコベイトで試してみたい。

カニやエビなどは、どうだろう。

今は、色々なワームがある。

その中から、チョイスして色んな物を試してみる釣り人も増えている。

小さなザリガニ風の物を使用している釣り人もいらした。

バス用のものだろうか。

ボラジックフィルム風の物を使って、真鯛や根魚等を釣り上げていたお客様がいらした。

2,3年前にヒットしたボラジックフィルムだが、時として有効なのだろう。

この時期の食い渋り対策として、色々考えていらっしゃるようだ。

水温の低下や、動かない潮等々はどうにも出来ない。

でも、仕掛けの工夫は、どうにでも出来る。


食い渋りの時期に、ベイト反応を見て対処する事はできないか。

これは、私が常に考えているテーマ。

ベイト柱やベイトボールは、一番嬉しい反応。

その次に嬉しい反応は、海霧が海面に立つような感じのベイト反応。

この反応は、余り見かけない反応でもあるが、魚探に出てきた時は、胸が躍る気がする。

必ずヒットするとは限らないのも、当たり前の話。


また、食い渋りの見られるこの時期、海面に出てくる変化で、嬉しいのが潮目。

この潮目にも、時々、渦巻いているような潮目を見ることがある。

この真ん中に船を入れると、船も回転するのだが、潮の色がスッキリするくらい良い色をしている。

魚探にも、何らかのベイト反応が出ることがある。

この潮目を見逃さずに、真鯛を数釣りしてきた仲間もいる。

流れがある分、仕掛けの設定が工夫されているのだろう。

最近は、潮が動かないときでも、沖から白波を見せながら潮目が入ってくることがある。

気づかない内に船が潮目に入っていると、船の揺れ方が激しくなってくる事がある。

この潮目の中は多少だが、水温も変化しているのではないかと、思っている。


いま、水温が下がる時期のど真ん中。

色々と考えてみるのも、面白い気がする。