西側に山がある船着き場でも、体が持って行かれそうな風が吹いてくる。
朝7時過ぎに、釣り仲間からラインが入った。
「小さなウネリはあるけど、釣りは出来そうですよ」
と、言った内容だった。
自分としては「判断間違ったか…天気も良くなっているし…」
降るはずの雨も、殆ど降っていない様子。
朝食の後、海の様子を見に、湾岸道路に行ってみた。
強風注意報は、北西の風。
海に向かって吹く風の白波は、道路からは見にくい。
海自体も、べた凪ぎに見えてしまう。
「こりゃ、凪だ…」と、思ってしまう。
船着き場に行くと、他の仲間達も来ていた。
「出たの?」
「いや、この風では出られませんよ」
「宮崎から帰ってくるときの風は爆風だったよ」
こんな話をしていたら、釣りに出ている仲間から、又、ラインが入ってきた。
「沖は爆風、帰港します」
二人の仲間に連絡するが、なかなか電話に出ない。
暫くすると、その内の一人から電話が来た。
「何処にいるの」
「大島の風除け出来る処にいます。他の船も集まっています」
「凄い風が吹いているやろ」
「爆風です。今少し、風が治まり掛けている気もします」
「無理は、止めないよ」
「再び沖に出ようとしている船もありますね」
「気を付けて、帰ってきないよ」
「何か釣れたね」
「ホウボウが一枚だけです」
日曜日だけに、船を出している人が多いようだが、風に翻弄されていないだろうか。
沖で、風が出てきた時に、自分がどれだけ緊張するか。
海で怖いモノの一つが、風だ。
朝7時過ぎに、釣り仲間からラインが入った。
「小さなウネリはあるけど、釣りは出来そうですよ」
と、言った内容だった。
自分としては「判断間違ったか…天気も良くなっているし…」
降るはずの雨も、殆ど降っていない様子。
朝食の後、海の様子を見に、湾岸道路に行ってみた。
強風注意報は、北西の風。
海に向かって吹く風の白波は、道路からは見にくい。
海自体も、べた凪ぎに見えてしまう。
「こりゃ、凪だ…」と、思ってしまう。
船着き場に行くと、他の仲間達も来ていた。
「出たの?」
「いや、この風では出られませんよ」
「宮崎から帰ってくるときの風は爆風だったよ」
こんな話をしていたら、釣りに出ている仲間から、又、ラインが入ってきた。
「沖は爆風、帰港します」
二人の仲間に連絡するが、なかなか電話に出ない。
暫くすると、その内の一人から電話が来た。
「何処にいるの」
「大島の風除け出来る処にいます。他の船も集まっています」
「凄い風が吹いているやろ」
「爆風です。今少し、風が治まり掛けている気もします」
「無理は、止めないよ」
「再び沖に出ようとしている船もありますね」
「気を付けて、帰ってきないよ」
「何か釣れたね」
「ホウボウが一枚だけです」
日曜日だけに、船を出している人が多いようだが、風に翻弄されていないだろうか。
沖で、風が出てきた時に、自分がどれだけ緊張するか。
海で怖いモノの一つが、風だ。