釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月8日 期待と不安

2020年10月08日 | 日記
台風で海が大時化になった後、いつも、期待と不安が入り交じる。

今回の台風14号の、時化具合は半端ではない気がする。

仲間の話では「アナヌキを波飛沫が越していた」と言っていた。

油津港の沖波止の遙か上を、波飛沫が越していくのが、船着き場からも見える。

山のような大ウネリが、激しく打ち寄せているのだろう。








湾岸道路には、波飛沫が道路まで打ち上がっていた。

猪崎鼻にも、大きな波飛沫が上がっている。



この状況で一番の不安は、急な水温の低下。

北よりの風が強く吹くことで、海水が冷やされて、水温が下がる。

水温低下が、魚の活性に大きく影響する。

前回の台風でも、同じ水温低下で、厳しい状況に面した。

又、海底から掻き混ぜられる事で、海底の泥が巻き上げられる。

海水が濁って、魚の活性に大きく影響する。

海底の泥が巻き上げられる事で、海底の形状が変化する事も考えられる。

そうなると、今までポイントになっていた処が、ポイントでは無くなる。

心配し過ぎかも知れないが、大きな不安要素の一つだ。


不安要素の正反対が、大きな期待感だ。

海底から掻き混ぜられる事で、水温が安定する。

秋風が吹くようになって、魚の活性が上がる水温に鳴る期待感。

時化る前の水温が、25度前後になっていた。

この時は、真鯛や青物のアタリが、活性化する気配を見せていた。

この時化の後に上り潮が入り、潮の動きが活きてきて、水温が安定すれば、青物等が活性化してくると期待したい。

台風対策で、船着き場に集まった仲間達とも「時化後の期待と不安」の話が出る。


自然の海は、人が考える様には行かない厳しさがある。

この期待と不安も、船を出して自分の目で確かめるまでは、気持ちの中でモヤモヤしているだろう。

特に、期待に関しては、思う様には行かない気がする。

10月7日 海は大時化

2020年10月08日 | 日記



夕方、湾岸道路に、行ってみた。

大きな波が、次々と岩場にぶつかって、波飛沫を上げている。

台風から離れていても、影響が出ている。


台風対策で、船着き場に集まってみた。

北東の風が、強めに吹いている。

船着き場で、強い北東の風を感じるくらいだから、海上では凄いことになっている筈。









風に煽られて、海上は大時化になっている。

一方で、台風避難する船が、意外と少ない気がする。

船着き場がある堀川河口には、未対策のままで係留されている船もある。

その理由としては、台風の進路にあるだろう。


台風が、太平洋側を進む場合、影響は少ない場合が多い。

台風の西側は、風がそんなに強く感じない。



不謹慎かも知れないが、台風の時の大きな波飛沫を、私は見に行く。

子供の頃から港町で育っているせいか、台風の風も遊び対象にしていた頃がある。

台風の怖さを知らされたのも、子供の頃。

隣の家の壁が全て剥がされり、伝馬船が打ち上げられたり、漁船がひっくり返されたりと、凄まじい光景を覚えている。


今回も、実家の戸締まりは、しっかりとしておきたい。

船の台風対策は、明日の昼間に仲間達と実施する予定。