釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月13日 台風の後

2020年10月14日 | 日記
海上では、北東からのウネリが残っていた。



時に、波長の長い目線を越えるウネリが、寄せてくる。

「午前9時過ぎには、北東の風が吹いてくる予報ですね」

北東の風が吹いてきたら、風に押されてウネリがより高くなりそうだ。

「朝間詰めの勝負かな…」

重村さん、水野さんが竿を出していく。


魚探には、海底に張り付いたような、ベイト反応が出てくる。

しかし、アタリが出てこない。

水野さんの声がした。

「切られた…。急に軽くなった…」

サゴシだろうか。


魚探に出てくるベイト反応が、全て海底に張り付いた状態。


少しずつポイントを移動しながら、アタリを探っていく。

「なかなかアタリが出ないですね」

お二人も、休むことなく竿を振っているが、アタリが来ない。

「台風の後で、潮が変わったかな…」

潮色は、菜っ葉色しているが0.7ノット前後では流れている。


魚礁のポイントで、ベイト柱が出てきた。

水野さんにアタリが来た。

アタリの出方は小さかったが、急に走り出した。

アワセを入れて、巻き上げに掛かった時「あっ…外れた…」

口惜しいかな、針外れがおきた。


この頃になると、北東の風が強く吹き始めた。




沖では、白波が立ち始めた。

「厳しい状況になってきましたね」

重村さんと話して、内場に入る。


内場に入る手前で、ベイト反応が出てきた。



水野さんが、アタリを捕らえた。

しかし、獲物は外道だった。

その後も、風が治まる気配はない。

「引き上げましょうか」

昼前に、納竿とした。


台風の後は、前回の時もそうだったが、ベイトの動きが悪くなっている。

もしかしたら、暫くは苦戦するかも…しれない。