釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月10日 アタリの出方(大いに勘違いかも知れない独り言)

2020年10月10日 | 日記
昨日の10月9日は、私たち夫婦の44回目の結婚記念日。

妻が「今日は、ケーキを買ってくるね」と、いって市内のケーキ屋さんに買いに行った。

晩ご飯時には、赤飯も出てきた。

夜は、ゆっくりとテレビを見ながら、祝いのケーキ。

ゆっくりと時間を過ごして、孫達の話に花が咲いた。

なので、昨日はブログはお休みとした。


ここから先は、釣りの話。

今日も、海は時化が収まっておらずに、ウネリが高かった。





夕方も、猪崎鼻の岩場には、波飛沫が高く上がっていた。

本当なら、明日から船が出せたらと思っていた。

仲間達とも、時化ている海を見ながら「出られんな…」と、寂しい話だった。


表題の「アタリの出方」について。

「今日は、鯛ラバにしかアタリが出ない」

「今日は、ジギングにしかアタリが出ない」

こう言った、体験をされていないだろうか。

私の記憶では、年に何度か体験している。

アタリの出方に偏りが感じられるのは、季節の変わり目に多い気がする。

冬から春へ、または、夏から秋へ、の季節の変わり目。

つまりは、潮の変わり目だろうか。

季節による潮の変わり目は、水温の変わり目でもあると思っている。

春に向かう2月、3月頃は、水温が下がる時期でもある。


磯釣りの頃は「2月、3月になると、水温が19度になる」と、メジナのアタリが活性化する水温の低下に期待した。


船の1月から2月は、厳しい時期でもあると感じている。

船の場合は、適する水温が20度以上24度未満と、幅がある気がする。

夏場の、酷暑の後に台風で下がる水温は、急激過ぎて、アタリが全く出なくなる。

こういった、水温の変化が潮の変化になって、アタリがジグか、鯛ラバのどちらかに偏るのだろうか。

沢山のアタリを捕らえたいと思った時は、鯛ラバに分が有る様な気がする。

ベイト反応が良くて、下潮が活性を感じさせる時は、ジグに分が有る様な気がする。

桜の花が咲く桜真鯛の頃は、鯛ラバに分がある様にも感じる。


判断に困るのは、その日のアタリが「鯛ラバ」か「ジグ」に極端に偏った時。

鯛ラバやジグが、暖かく感じる時は、全体的にアタリが出る。

下潮の動きが良くて、仕掛け自体にテンションを掛けられる潮なのだろう。


希に、潮と風の方向が一致する時がある。

年に何回有るだろうか。

こんな時は、ジギングが遣り易く、アタリが偏ると感じる気がする。

甘鯛の産卵期には、鯛ラバが有利な気もする。

海底を這うように、長く探りを入れられる。

仕掛けを操る、チョットした仕草の違いが、そう感じさせるのかも知れない。


海の状況の変化を的確に捉え、仕掛けを替えて行きアタリを捕らえていく。

釣り人の、永遠の課題なのだろうか。

アタリの出方の答えは、海と言う大自然相手だけに、無限にあるのかな…。