昨日の10月9日は、私たち夫婦の44回目の結婚記念日。
妻が「今日は、ケーキを買ってくるね」と、いって市内のケーキ屋さんに買いに行った。
晩ご飯時には、赤飯も出てきた。
夜は、ゆっくりとテレビを見ながら、祝いのケーキ。
ゆっくりと時間を過ごして、孫達の話に花が咲いた。
なので、昨日はブログはお休みとした。
ここから先は、釣りの話。
今日も、海は時化が収まっておらずに、ウネリが高かった。


夕方も、猪崎鼻の岩場には、波飛沫が高く上がっていた。
本当なら、明日から船が出せたらと思っていた。
仲間達とも、時化ている海を見ながら「出られんな…」と、寂しい話だった。
表題の「アタリの出方」について。
「今日は、鯛ラバにしかアタリが出ない」
「今日は、ジギングにしかアタリが出ない」
こう言った、体験をされていないだろうか。
私の記憶では、年に何度か体験している。
アタリの出方に偏りが感じられるのは、季節の変わり目に多い気がする。
冬から春へ、または、夏から秋へ、の季節の変わり目。
つまりは、潮の変わり目だろうか。
季節による潮の変わり目は、水温の変わり目でもあると思っている。
春に向かう2月、3月頃は、水温が下がる時期でもある。
磯釣りの頃は「2月、3月になると、水温が19度になる」と、メジナのアタリが活性化する水温の低下に期待した。
船の1月から2月は、厳しい時期でもあると感じている。
船の場合は、適する水温が20度以上24度未満と、幅がある気がする。
夏場の、酷暑の後に台風で下がる水温は、急激過ぎて、アタリが全く出なくなる。
こういった、水温の変化が潮の変化になって、アタリがジグか、鯛ラバのどちらかに偏るのだろうか。
沢山のアタリを捕らえたいと思った時は、鯛ラバに分が有る様な気がする。
ベイト反応が良くて、下潮が活性を感じさせる時は、ジグに分が有る様な気がする。
桜の花が咲く桜真鯛の頃は、鯛ラバに分がある様にも感じる。
判断に困るのは、その日のアタリが「鯛ラバ」か「ジグ」に極端に偏った時。
鯛ラバやジグが、暖かく感じる時は、全体的にアタリが出る。
下潮の動きが良くて、仕掛け自体にテンションを掛けられる潮なのだろう。
希に、潮と風の方向が一致する時がある。
年に何回有るだろうか。
こんな時は、ジギングが遣り易く、アタリが偏ると感じる気がする。
甘鯛の産卵期には、鯛ラバが有利な気もする。
海底を這うように、長く探りを入れられる。
仕掛けを操る、チョットした仕草の違いが、そう感じさせるのかも知れない。
海の状況の変化を的確に捉え、仕掛けを替えて行きアタリを捕らえていく。
釣り人の、永遠の課題なのだろうか。
アタリの出方の答えは、海と言う大自然相手だけに、無限にあるのかな…。