釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月14日 暖かい潮

2020年10月15日 | 日記
釣りを開始して、直ぐに三木さんが感じていた。

「ジグが暖かいです」

潮に変化が出てきているのかも知れない。

私も、直ぐに海水に手を漬けてみた。

「海水が温かいですね。良い傾向かも知れないですよ」


すると、小牧さんがアタリを捕らえた。






良型の真鯵が、上がってきた。

「型の良い真鯵は、久し振りな気がしますね」

真鯵の釣果に、気持ちが少しホッとする。


小牧さんに、連続してアタリが来た。






食べ頃サイズの真鯛が、ヒットしてきた。

「45センチくらいかな」

自然と会話が弾んでくる。


三木さんにも、アタリが来た。






これも、良型の真鯵が上がってきた。


港を出ると海上では既に、北西の風が吹いていた。

天気予報では、風が北西から北東に変わる。

風力は「6」となっていただけに、朝間詰め勝負に成りそうだ。




アタリはポツポツと続いている。

小牧さんに、小型のニベがヒット。



三木さんには、真鯵が連発している。


しかし、午前8時を回る頃、風が変わってきた。

北西の風が、北に変わり、やがて北東に変わってきた。

北東から寄せていたウネリが、風に押されて高くなってきた。

風が変わると、直ぐに白波が立ち始めた。

「余り長くは出来ないかも…」

三木さん、小牧さんに早めに避難することを知らせる。


真鯵のアタリはポツポツと有るが、移動を決める。




潟近くまで移動してきたところで、大きなベイト反応が出てきた。

「今なら、まだやれます。少し、やってみますか」

直ぐにお二人が、竿を出す。

アタリは、直ぐに来た。






此処でも、真鯵にニベがヒットしてきた。

真鯵の大きさは、35センチクラスの良型だ。




真鯛と思われる、大きなアタリも来た。

少しずつ、慎重に巻き上げていくが…。

無情にも、針が外れた。


しかし、此処でもウネリが目線を越えだした。

船も大きく揺れ始めた。

「うちばに移動します」

午前9時までの勝負だった。


内場にも、北東の風は吹き寄せていた。

大島の陰に、船を寄せてロックフィッシュを狙ってみる。



アカハタが直ぐにヒットしてきた。







鬼カサゴもヒットしてきた。

「鰭のトゲに注意してください」

刺されたら、大変なことになってしまう。


この時、海面に何かが群れていた。




浮きグレが大きな群れで、浮いていた。

あちらこちらに、大きな浮きグレの群れが見える。

投げ網でも、投げてみたい気分になる。


ロックフィッシュに戻る。










アカハタや、アラカブがヒットしてくる。

大島を回り込んでくる風は、益々、強くなったように感じる。

沖の海上は、白波だらけになっている。

「これでは、他のポイントに移動は無理ですね」

「引き上げましょうか」

三木さん、小牧さんも釣りを続けるのは無理と判断。


北東の風に向かって、波飛沫を被るのを覚悟で帰港した。