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📷2022年10月4日:額縁効果! 遊び心いっぱいのガーデンズ。
中之条ガーデンズには、さまざまなギミックがちりばめられている。
その一つが、河合伸志氏がデザインしたローズガーデンに設えてある水鏡だ。
この水鏡は何を映し出すのだろうか? 夢か? 希望か? それとも、地球の未来?
白い壁の向こうには、吉谷桂子氏デザインの「スパイラルガーデン」が見えている。
園芸の匠、お二人がシェアしたまさかの額縁効果ーー作庭に遊び心というスパイスをプラスした演出に、心躍らせる来場者も少なくないものと思う。
ガーデンズの秋を探す旅は、そんなギミックに酔い、迷宮に潜む謎を紐解いていく旅になりそうだね。
では、ノットガーデンから第一歩を踏み出すことにしよう。
巨大なうんてい(雲梯)を見つけてしまったよ!
プレーン・ノット(フォアインハンドノット)、ハーフウィンザー・ノット、ウィンザー・ノット、これらは、ご承知の通り、代表的なネクタイの結び方を表している。
ここで用いられている「ノット」という言葉であるが、「knot」と表記し、結び(目)、(装飾用の)結び紐、ちょう結び、飾り結びなどという意味がある。
正面入り口から入場すると、その「ノット」を冠した庭園、その名も「ノットガーデン」が来場者の眼前に広がる。
リーフレットには、次のような説明が付されている。
紐の結び目のような模様に植栽された均整の取れた美しい庭。
ノットガーデンの中央を突っ切るように通っている道の先には、ギャラリーやイベントホールなどとして利用されている「花みどり館」がある。
ノットガーデンの左側にかなり広大な鉄柵が見えるが、これがガーデンズの名物の一つである「大藤棚」である。そう、いま見ると巨大な「うんてい」がどこまでも続いているって感じだが、4月末から5月の上旬にかけてこの大藤棚の藤が見ごろとなるようだ。
「大藤棚」のさらに奥には、上述したスパイラルガーデンが見えている。今日(10/7)は、そのスパイラルガーデンまでの花々をご紹介しようと思う。
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📷2022年10月4日:「亀ちゃんの泉」には、黄金の冠をかぶった亀が棲むという!?
僕たち二人はノットガーデンを突っ切り、花みどり館を迂回して、黄金の冠をかぶった亀が住むという「亀ちゃんの泉」を目指した。
というのも、その辺りから中之条の植生に合わせた野の草が咲くという「ふる里の野山」フィールドが始まるからだ。
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📷2022年10月4日:店主こだわりの豆挽きコーヒーが供されるという茶屋「山野草」。
そう、そう、このエリアの右側には、店主こだわりの豆挽きコーヒーが頂けるという茶屋「山野草」がある。この日(10/4)は、残念ながら、「本日は 休ませて いただきます」の札が掛かっていた。
さて、中之条で咲くという山野草を見ることができたのか、それが問題だ。
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📷2022年10月4日 キツリフネが多数係留されていたよ!? (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 そのうちの一艘をズームアップ。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 ツリフネソウはもう実を蓄えていたんだ。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 オオチゴユリなのかな? (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 苦手な野菊がここに。名前は知らない。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 ここにも団体で僕たちを待っていた。もちろん、名前は知らない。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 草群れの中でホトトギスが啼いていた。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 大方は咲き終わっていたが、この子だけはまだこれからのようだね。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
茶屋「山野草」の左側の一角、この辺りがいわゆる山野草エリアなのだろうか。う~んっ、ちょっと遅かったのかな。
何度挑戦しても、一向に咲くことのなかったリンドウの類、どこかに咲いていはしまいかと探したが、これは見当たらなかった。
しょうがない、来年、ダメ元でチャレンジしてみることとしよう。。。
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📷2022年10月4日:この「ふる里の野山」には、「野反池」があるのだ。
「ふる里の野山」フィールドには、「野反池」がある。中之条町の最北・入山地区にあり、ダム湖百選に選出されている「野反湖」のことではない。野反池なのだ。
もちろん、そう名乗るからにはそれだけの覚悟はあるのだろう。しっかりと本家・野反湖の形状を模してあるとか。な、なんなんだこのこだわりは!
カッコウアザミはスパイラルガーデンの女王さまなのであった。
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📷2022年10月4日:スパイラルフィールドには、どんなギミックが潜んでいるのかな?
ここからスパイラルフィールドに入って行く。その中心に位置するのがスパイラルガーデンだ。
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📷2022年10月4日 シュウメイギクもそろそろ黄昏ていく哉。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 吾亦紅 さし出て花の つもり哉 一茶 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 矮性アガパンサスの白花。咲き残っていたんだね。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 ほら、ウツボグサも! 夏枯草(かこそう)というが秋にも咲いている。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 フロックス vs オイランソウ、君はどっちが好きかな? (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 これはキバナセンニチコウですか? (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 ガイラルディア(テンニンギク)の彼方にはペルシカリアが咲く。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 そのペルシカリアをズームアップ! (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
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📷2022年10月4日 秋の日の 一日の コスモスの姿ほど 煌めくものはない。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
📷2022年10月4日 コスモスの背比べに秋を知る。 (画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) |
残念! ちょっと見頃は過ぎているようだったが、カッコウアザミ、そう、クイーン・アゲラタムはいまでもスパイラルフィールドで燦然と輝いていた。
しかしね、ここはクイーン・アゲラタムだけでなく、さまざまな花がゆく秋を惜しむかのように精一杯咲いていたんだ。
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📷2022年10月4日:手前にローズガーデンへと通じる進入路が見える。
スパイラルガーデンを背にし、ローズガーデンへと続く進入路へと歩を進める。
ガーデンズのHPには、「バラ育種家で横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーを務める河合伸志(たかし)氏が手がける最新のガーデン。」とある。きっと、バラ愛好家の方々には胸ときめく空間なのだろうね。
明日は、そのローズガーデンを見ていくことにしよう。