📷2022年10月23日:大きな勘違いをしてしまったセンブリであるが、花びらの枚数なんだけど、なんか変じゃない?
📷2022年10月23日:ほら、クロスだよ、クロス! センブリは五弁花だと思っていたが、四弁花が混じってるよね。
リンドウ科 センブリ属の二年草、センブリ(千振)である。
昨年、一年目で咲いたムラサキセンブリと同じだと思っていたが、播種した折に種が混雑してしまったようで、花が咲いて後、センブリであることを確認した。誰とは言わないが、かなりの粗忽者のようである。
このセンブリ、「花冠は約1.5cmほどで4~5裂する」とある。平たく言うと、「花びらは4枚から5枚だよ」っていうことだ。
センブリは五弁花だと思っていたが、ご覧の通り、さほど多くない個体数だけど、四弁花が混じってるよね。
📷2021年10月14日:アケボノソウも、四弁花は珍しくない。
センブリ属の花にはよく見られる現象のようで、昨年育てたアケボノソウでも四弁花をよく確認したものである。
📷2022年10月29日:地を這うように咲いていたセンブリ。あまりに小さいので見逃しそうだったけど・・・。
猫の額の花だけでなく、外部でも何度も何度もセンブリの花は見ているつもりである。
だけど、この三弁花だけは、ついぞ見たことがなかったよ。
よ~く見てみると、花びらだけじゃなく、雄しべも3本しかない。花びらと雄しべの数はリンクするってこと?
手の届くところにある自然、そんな閉鎖空間でさえ驚きに満ちた経験を目の当たりにすることができる、なんて言ったら大袈裟かな。