📷2022年11月11日:他に先駆けて咲く皇帝ダリア一輪。どんな気持ちなのだろう。
何事も、他に先駆けてという行為は勇気が伴うもののようだ。多分、花でさえそうなのだろう。
アスリートたちは、一番を競い合う。TV番組だって視聴率の一番を目指して鎬を削る。ビジネスマンだって、商店主だって、その思いは同じなのだろう。
そんな世界を一歩退いただけで、とても穏やかな日々が送れることもあるというのに。
一番じゃなきゃダメですか? 2位じゃダメなんでしょうか?
📷2022年11月11日:夏が終わりを告げる頃、お茶の花が咲きだしてくる。
狭山茶の花である。誰が何と言おうと、これは狭山茶の花なのである。
宇治茶の花でも、掛川茶の花でも、八女茶の花でもない、狭山茶の花なのである。
だって、ここは、埼玉県狭山市なのだから・・・。
📷2022年11月11日:ハエドクソウ科の一年草トキワハゼが咲いている。
僕を「みんなの花図鑑」という迷宮に誘う案内人(花)となった花が、このトキワハゼの花だった。
2015年5月12日、珍しい花じゃないのだろうかと思って、花の名前を教えてもらえるというサイト、「みんなの花図鑑」に初めて投稿を試みた。
すると、間髪を入れずコメントが付き、この名前をご教示頂いた。それから僕の花紀行(寄稿)が始まったというわけなんだ。
📷2022年11月12日:青空に映えるオミナエシの花。
📷2022年11月12日:いまが盛りと咲いているふうなのだが・・・。
📷2022年11月12日:ちらっと白いドットが目をかすめた。白飛びじゃないよ、色が抜けてるのかな。
今年はオミナエシを撮ってないななんて思っていた。ここは、沢地区の貸し農園、かつてカリガネソウの種を採らせて頂いた場所だ。
ここには、オミナエシも、ヒヨドリバナの仲間も、キキョウも咲いていたことを思い出し立ち寄ってみたのだ。
📷2022年11月12日:ヒヨドリバナの仲間もまだ咲き残っていたのだよ。
ここでは、時の流れが止まっているかのように、オミナエシやヒヨドリバナの仲間が、まだ咲いていた。
いずれもが10月まで頃とされる花期を大きく逸脱し、平気な顔していまが盛りと咲いていた。
📷2022年11月12日:こんなところでフユノハナワラビに出会えるなんて・・・。
📷2022年11月12日:おっ、なんだ、なんだ、ちょっとしたコロニーが形成されている。
フユノハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属の多年生草本)、こんなに間近に見るなんて何年ぶりだろうか?
2016年11月5日、僕たちは「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」を目指し日帰りドライブに行った。
そこに併設された「めん処すきふね」で手打ちそばを食し、日本庭園を散策した。うんっ、確かその中庭で初めてフユノハナワラビに出会ったんだっけ。
ということは、6年ぶりの再会ってことかな。とても地味なんだけど、花のような胞子葉がとても興味深いよね。
📷2022年11月12日:掘り返された跡が如実に残っていたのだよ。
何度も行き来した道でさえ新たな発見がある。まだまだ狭山も捨てたもんじゃないなんて思いながら、先日のセンブリが咲いていた公園を目指す。
おい、確か、この辺りだと思ったのだが、花らしき姿は認められない。よく見ると、掘り返された跡が・・・。
え~っ、盗掘かい! ただ一株、満を持して、やっと地上に現れたセンブリを盗掘したってかい!? 不埒な奴がいるもんだ。ふつふつと怒りがこみ上げてくる。
折角のいい気分が台無しだ、なんて思いを胸に、重い足を引き摺りながら家路に就いた。
私も花の名前を知りたくて色々調べてた結果、みん花にたどり着きました。
その時の花はイチヤクソウでした。それ以降、花の写真を撮る事に目覚め楽しませて頂きました。
今はマンホール蓋にはまっていますが。
そんなイチヤクソウもかなり前から見る事が出来無くなりました。
気が付かない内に環境変化が起きているのでしょうか。
HATAKE上吉田さん、こんばんは。
その後のウォーキング・パターンがガラリと変わりました。
一所懸命歩くから、こちらで立ち止まりパチリ、あちらで立ち止まりパチリ。
時間を要するようになりましたが、一向に歩数は伸びないと言う風に 笑
イチヤクソウでしたか、こちら例のS台中央公園で細々と命脈を保っていましたよ。
まぁ、センブリなども上述の通りですので、いつの日か・・・。
花を探すのも非常に厄介なことになるなんてことが遠からずやってくるのでしょうかね。
寂しい限りです。
コメント有難うございました<m(_ _)m>