📷2022年11月11日:サフランが咲いていた。他には何も見当たらない。そんな場所で咲いていた。
埼玉県の南西部に位置する狭山市(さやまし)は、入間川、入曽、堀兼、奥富、柏原、水富、新狭山、狭山台の8地区からなる。
沢とは入間川地区に属し、北西に西武新宿線が走り、南西部には県道126号所沢堀兼狭山線と接している。
菩提寺はその沢にある。モクゲンジを撮った日の帰路、畑地の一角で忘れられたように咲くサフランと出会った。
アヤメ科サフラン属(クロッカス属)の多年草だが、そのひょろと伸びた真っ赤な雌しべがあたかも小刻みに律動しているかのようで、まるで別の生き物を見ているようだったよ。
📷2022年11月12日:上から下までしっかりと咲いてくれたシロバナホトトギスのいま。
📷2022年11月12日:子房が程よくグリーンに色付き、しっかりとした様が見て取れる。これは種が採れそうだね。
📷2022年11月12日:こちらはキバナなのだが、子房がなんとも弱々しい。
翌日のこと、咲き終わったシロバナホトトギスとキバナホトトギスを注視してみた。
いずれも蒴果を蓄えてはいたが、シロバナは思いの外しっかりとした形状を示してくれていたが、キバナの方は実を孕んでいるかどうかあやしいほどに小さい。
キバナの方はいまある株を大事にしないといけないね。
シロバナの方は種が取れそうだ。目指せ、シロバナホトトギスの群生を!
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