なぜ、いまなんだろう。キクザキイチゲの芽出しだと思うのだが、1月26日に園芸店から購入した鉢は2月14日に開花の運びとなり、いまでは花びらも散り、まもなく今年のミッションを完遂しようとしている。
さて、坪庭に地植えにしてあるキクザキイチゲのことである。ご覧の通り、やっと頭を擡げ始めたばかりなのである。猫の額の草々たちは、総じて晩生のようだ。
園芸店は、どんな裏技を使っているのだろう。温度管理、短日処理、その他もろもろあらゆる手段を講じて他人より一歩先を往く、って感じかな。
それとも、猫の額は、存外と寒いのか? 現役だった頃、西武新宿線新宿駅から狭山へと帰るという日々を送ってきた。ある人が言っていた。「冬だと、一駅、一駅、狭山へと近づくたびに、温度が1度ずつ下がっていく」と。もちろん、1度ずつなんてことはないにしても、新宿との温度差を肌身に感じたものだ。
とにかく、我が家の地植えにした山野草の目覚めは遅い。
先日、所沢・多聞院にてユキワリソウが咲き始めているという記事を拝見した。
ところが、猫の額の坪庭に仮住まいするユキワリソウは、やっと花芽がそれとわかるほどになったばかり。どうも、若い頃の主に似て奥手のようだ。
動き始めた春、とでも言ったらいいのだろうか、わかるモノしかわからない、そんな絵ばかりになってしまったが、こんな絵を撮ることがこの時期の楽しみでもあるのだよ。
キク科クサヤツデ属の多年草なのだが、まだこの坪庭で花の姿を見たことがない。今年は、見ることができるだろうか。
たった1本頂戴したスズカケソウの根元に新たな命が生まれている。なかなか面倒な草だから、丁重に育ててくださいよと言われたが、そう言ったご本尊の家にもうこの草はない。
本体の根元に新たな芽が生じた。ぶつぶつと切り刻み、挿し芽にした方も生き永らえているようだ。頃合いを見て、本体のほうも挿し芽の辺りに地植えにしようと思っている。クローンとともに大きく育ち、その花を愛でることが出来たら嬉しいのだが。
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