ポテンティラ・クランジーという。生まれは、ヨーロッパアルプスやピレーネー山脈なのだという。「欧米かっ~!」(ありゃ、随分古いツッコミだこと 汗 もう、死語と言ってもいいほどだね。) だから、英名は「Alpine cinquefoil」となる。cinquefoilがキジムシロを指すらしいが、「五弁飾り。梅の花の形をしたガラス窓などの飾り枠」などを意味するという。
そう、日本流にいえば、キジムシロの仲間。匍匐する。しかし、目を射るほどの黄色の花が、次から次へと咲いていく。グランドカバーにお勧めだ。
はかばかしくなかったアクイレギア リトルランタン、業を煮やして地植えにした。
覚醒したか、やっとそれらしい花が咲くようになった。それにしても、あまりにも鮮烈な赤! 小さいけれど、やっと存在感を誇示しだしたようだ。
キリガミシリーズのディープブルー&ホワイトも、花付きが悪くなったので地植えにした。息を吹き返したか、また勢威を盛り返しつつある。
ニオイハンゲの葉、その文様の美しさよ。カラーリーフは、見ているだけで心温まる。
日本産のツクシカラマツは小型で、強靭、そして、小さな掌のような葉の一つひとつが愛くるしい。花だって負けちゃいない。小さな線香花火のよう。
ひ弱げな佇まいだが、年ごとに株が増えていく。銘は赤蜻蛉と聞かされたような。
マゼンタ色の花、粗かがりの細弁品種、トンボというより、この子も花火を思わせる。
猫の額は狭い。だからこそ、寸土もおろそかにできない。犬走りでさえも。
鉢で増えて往生した。そこで、坪庭に埋めたが、伸長は止まらない。もう、植え変える場所も見当たらない。
それではと、犬走りに植えてみた。狭い、暗い、瓦礫も混じる。環境は良くない。それでも、毎年、忘れることなく芽を出してくれる。
そんな犬走りには、サンショウの木も2本生えている。雌花かな、ぱち、ぱち、ぱち、弾けてる。
この時期、新芽は欠かせない。特に、タケノコ料理には。「パン!」掌で叩いて、その料理にそっと添える。これだけで至福の時を味わえる。
日ならずしてケイビアヤメが弾けるぞ。今年は、この一つしか花を付けなかった。
坪庭の一角、左側には赤蜻蛉、右側には実生の白花ホトトギス、ここも生存競争が激しいエリアだ。
のんびりと先住者を気取っていたケイビアヤメにとって、迷惑この上ない話だね。
だけど、猫の額では咲いたもの勝ちだから、黙って一人咲き急ぐ。
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