平野の森の番人の方から、「これ、ツリガネニンジンでしょ?」とのお訊ねを戴いた時から折々に訪ねきて、その動静を注視してきた。
番人の方は、「この森では、何方かが植えたと思われる野草類は、ことごとく抜き取ります。」と仰っていた。住宅地の進入路に面した林縁であるし、いままでも目にしたことがなかったので天恵かとも考えたが、これほど立派な株ともなるとヒト属の手が加わったものなのではとの疑念も湧く。それでも、乗り掛かった舟の舳先は、自然と森へと導かれた。
この日も買い物ついでに森を経由地として選んだ。遠目で見て、まだだなと思ったのだが、近寄ってみるとつぼみも膨らみ、たったひと花だったがほころんでいた。
番人の方との遭遇はまだ、キンランが咲いていた頃であった。20~30㎝に過ぎなかった草丈も、7月の初旬には1m近くまでに育っていた。
しかし、文月を数日残したまま、たとえ一輪といえども花開こうとはついぞ思いもしなかった。猛暑、酷暑が常態と化した沸騰化時代--こんな地球的規模の環境異変が、植物たちの気持ちさえも急き立てている。
📸2023年7月30日:しべの弁化が見て取れる。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) 📸2023年7月30日:背後に平野の森が見える。
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📸2023年7月30日:切れてる、切れてる。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) 📸2023年7月30日:こっちも、めっちゃ切れてる。
(画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
団十郎もどき(?)は、やはり団十郎ではないのかもしれない。
大人しい時はいかにも団十郎然としているが、ひとたびスイッチが入ると団十郎もどき(?)の血が騒ぎ、芸を見せずにいられないようだ。そんなこんなで荒事をしでかす。見る方だって、そわそわ、どきどき、目が離せない。
7月24日に芋焼酎パックにラディッシュを播種した。1週間と立たずに発芽し、間引きを行った。
ただ、根性なしで、シブチンだからか、まだ間引き方が足らないようだね。もう少し規則正しく整列できないものなのか。
いくつかの課題を残しながら、芋焼酎パックのラディッシュ栽培は続く。
それはそうと、もし、もしもだよ、このラディッシュが大きく育ったら、芋焼酎風味が漂うなんてことないだろうね!?
平野の森のツリガネニンジンが咲いた!
団十郎もどき(?) 咲き乱れつつ 明日の姿を模索する
芋焼酎パック使ったラディッシュ栽培のその後
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