やっと、セリバオウレンの花芽が頭をもたげてきた。なにやら、エイリアンの覚醒のような態様だ。
gooブログでも、もういくつかのオウレンの仲間の開花を拝見させて頂いた。さて、猫の額のセリバの孵化は何時になることやら。
クリスマスローズである。ダブルの糸ピコティなのである。今年は、たくさんの卵が生まれたようだ。
孵化だよ、孵化の日が何時なのかが問題なのだよ。まだまだその殻は固そうだ。
そう、クリスマスローズの雛は、まだ殻を啄(つつ)こうとはしていないはず。じっと閉じ籠もり、深い眠りを貪っているかのようだもの。
「卒啄同時」という禅語がある。雛が殻を啄く時が来たならば、親鳥はその音を聞きつけ、すかさず外から殻を啄(ついば)み、雛が殻を破る手助けをするという意のようだ。
雑駁に言えば、何事もタイミングが合わないと、上手くいかんぞってことのようだ(もちろん、意味するところはもっともっと深く、興味のある方は「禅の視点 - life -」さんの「【禅語】 啐啄同時」をご覧頂きたい)。
とは言うものの、クリスマスローズの親でもないこの身がつぼみを一枚一枚剥がすわけにもいかず、ただただ指をくわえてその時を待つしかないのだろう。
なかなか思うに任せない猫の額の花状況である。 「款冬華 (ふきのはなさく)」という大寒の初候だというのにである。
結句、いつもと同じ面々がブログ誌面(?)を飾ることとなる。
もちろん、今日のフクジュソウも、何食わぬ顔でスルッと1枚紛れ込ませておいたわけで・・・。
明日から、関東平野にも積雪が予想されるという大寒波が襲う。まぁ、それこそ大寒だからしょうがないかな。まだまだ、誌面作りに苦難の日々が続く。。。
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